45分でわかる!14歳からの世界恐慌入門。1929年を知れば、2009年が見えてくる!

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45分でわかる!14歳からの世界恐慌入門。1929年を知れば、2009年が見えてくる!

  • 著者名:池上彰【著】
  • 価格 ¥662(本体¥602)
  • マガジンハウス(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838719792

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内容説明

●内容紹介
以下の項目、最近の出来事のように見えますが、実はすべて1929年前後に起こった事なのです。<住宅バブルが発生していた/アメリカ人の「借金体質」がエスカレート/自動車会社の過剰生産/共和党政権が愛想を尽かされた/レバレッジ取引が急増した/アメリカに世界中の資金が流入/底だと思ったらまだ底じゃなかった/銀行が次々と倒産/そして全米からお金が姿を消した/保護主義という大失敗/政府紙幣発行の議論/農産物の生産調整/高額所得者に対する反感強まる/日本でも政権交代が実現した>…あまりに今と似ていて驚きます。ということは、80年前に何が起きたのか見ていくと、これからどんなことが起きそうか、予想がつくと思いませんか? 何が失敗だったかを知れば、その失敗をまた繰り返さないですむはずです。
1929年前後をザーッと45分でおさらいできるように、簡単明瞭にまとめたのが本書です。この一冊でも十分わかりやすいのですが、ベストセラー『14歳からの世界金融危機。』も併せて読んでいただくと、理解は一層深まります。
●著者紹介
池上 彰(いけがみ・あきら)
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から11年間は「週刊こどもニュース」のお父さん役としても活躍。『14歳からのお金の話』、『45分でわかる! 14歳からの世界金融危機。』(以上、マガジンハウス)『池上彰の「世界が変わる!」』(小学館)『世界一ニュースがわかる本』(毎日新聞社)など、著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コダマ

3
タイトルに偽りなし。すげー分かりやすい。2017/06/16

M_Study

3
大恐慌の時代背景やその後の歩みが端的にまとめられている。本書では2008年の金融危機と対比しているが、リーマンショックから9年経った今でも当てはまるように思う。金融危機は脱したものの未だ好調とは言えない世界経済、金融緩和による資産バブルと貧富の差の拡大、そしてトランプ政権に代表される保護主義の台頭。どこか既視感を覚えるのは気のせいだろうか?2017/02/11

伊崎武正

3
こっちの方が「金融危機」のやつよりややわかりやすいような気もした。2015/04/09

メイロング

3
すでに池上彰は「わかりやすい」のブランド。決して専門的になりすぎに、二つの恐慌を対比させていく。それだけではなく、その先にどうするべきかという見解と、ただ(過去の成功例を)真似だけすればいいという安易な結論を許さない姿勢が気持ちいい。厚さと中身は比例しないというお手本のような本ね。経済学だと常識なのかしら、「紙幣とは中央銀行にとって『商品』だから価値が下落するインフレを恐れる」というのは目から鱗。2009/09/25

みゆき

2
難しい話だけど、解りかりやすく書いてあって、スラスラ読めた。2015/12/30

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