皇統保守

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皇統保守

  • 著者名:竹田恒泰/八木秀次
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2012/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569655116
  • NDC分類:288.4

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内容説明

かつて右翼と左翼は明確に異なっていたが、現在はその違いも曖昧になりつつある。日本共産党が皇室の存在を認めるなか、恥ずかしげもなく「天皇制度の廃棄」という言葉を持ち出す自称保守論者もいる。そもそも保守は右翼であろうか。皇室を慮り、神社を大切にする者は果たして右翼なのか。否、私は保守こそ「中道」だと思っている。なぜなら、保守が保守するものとは「天皇」であり「皇統」にほかならないからだ。かつて三島由紀夫は、日本人が最後に守らなければいけないのは「三種の神器」と言った。それこそ正論であろう。歴史的に天皇は日本の中心であり続け、今もそのことに変わりはない。皇統を保守する立場は右でも左でもなく、中道というべきではないか。無益なレッテル貼りはもう終わりにして、日本人としてのあるべき姿を取り戻し、将来の日本のあり方を真剣に考えたい。それが本書のテーマとなる「皇統保守」である。(「はじめに」より抜粋)

目次

第1章 マスコミの皇室報道を検証する(「はじめに結論ありき」では困る;議論に火をつけた羽毛田宮内庁長官の発言 ほか)
第2章 宮中祭祀こそ皇室の存在意義(新手の「開かれた皇室論」に要注意;宮中祭祀の「廃止」を説く原武史教授 ほか)
第3章 いま、皇室を語る作法を問う(「天皇制度の廃棄」を説いた『WiLL』西尾論文;皇室への尊崇の念を装った論文 ほか)
論文 西尾幹二さんに敢えて注告します これでは「朝敵」といわれても…(保守派を装った左派の論文;百害あって一利なし ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

2
皇室を巡る言論について、皇室の彌榮を願う立場からの本。 皇位繼承問題や宮中祭祀については終わった話である。本來重要な宮家の問題に觸れることなく問題を蒸し返す事態が發生しているとのことで、それに對しての反論である。對話形式の文章は大變讀み易く、勉強になった。國民と天皇は一體である。更なる皇室の彌榮を願って、この書を知人に強く薦めたい。2013/08/12

さくら🌸

0
確かに最近のマスコミ報道は 品格がないよね。天皇・皇室・宮家の役割についてよく解った。2009/02/28

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