サイエンスシアターシリーズ<br> 電子レンジと電磁波 - ファラデーの発見物語

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サイエンスシアターシリーズ
電子レンジと電磁波 - ファラデーの発見物語

  • 著者名:板倉聖宣/松田勤
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 仮説社(2006/08発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784773501957
  • NDC分類:547.5

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内容説明

今ではたいていの家にある電子レンジは,「マイクロ波」という電磁波を出して食品を調理する道具です。テレビやラジオは放送局が発信する電波をキャッチしているだけですが,電子レンジの場合は発信から受信まで電子レンジの中でやっているのです。
 この本ではこれを〈科学の実験器具〉として使いながら,電磁波の性質を研究していきます。
★★ もくじ ★★
第1幕 電子レンジとマイクロ波…電子レンジはどうやって食品を熱しているか/電子レンジの熱するもの/〈赤パンツ=水分子〉の電気的性質/電子レンジと金属/程度の問題/氷も水と同じようにマイクロ波をよく吸収するか/電子レンジはいつごろ,どこの国の人が発明したか/電子レンジの発明物語/~幕間の実験物語~/卵はどうして爆発するか/地震のエネルギーのモデルにもなる卵の爆発実験/電子レンジでの〈ゆで卵〉作りへの挑戦
第2幕 電子レンジと自由電子…電子レンジの中で火花が飛ぶ?/金属の中の自由電子とマイクロ波/金属とアンテナ/明るいほうが透けて見える銀色の紙/白熱電球を電子レンジに入れたら/蛍光灯管球を電子レンジに入れたら/~気になる人へ◎難しい話~/電子レンジはなぜ2450メガヘルツなのか/水のマイクロ波吸収率の温度変化
第3幕 光線とマイクロ波…波の波長と周波数/金網でマイクロ波の漏れを防げるか/電子レンジの中では,白い紙より黒い紙のほうが燃えやすいか/粉にすると黒くなるものと白くなるもの/銀色の紙は,太陽の光でも燃えやすいか/光線とマイクロ波の似ているところ,似てないところ/電子レンジにミニアンテナを入れての実験
おはなし ファラデーの発見物語…科学者ファラデーの生い立ち/ウォラストンの〈磁石による電線の回転実験〉/ファラデーの〈電磁回転〉の実験/〈電磁誘導の原理〉の発見/豊かになったファラデーの〈磁場〉のイメージ/〈光の偏光面の磁気回転=ファラデー効果〉の発見/反磁性体の発見/ファラデーとマクスウェルの〈光の電磁波説〉/電波の時代はじまる
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

第1幕 電子レンジとマイクロ波(電子レンジはどうやって食品を熱しているか 電子レンジの熱するもの ほか)
第2幕 電子レンジと自由電子(電子レンジの中で火花が飛ぶ? 金属の中の自由電子とマイクロ波 ほか)
第3幕 光線とマイクロ波(波の波長と周波数 金網でマイクロ波の漏れを防げるか ほか)
おはなし「光は電磁波の一種だ」と嗅ぎつけたファラデーの発見物語(科学者ファラデーの生い立ち ウォラストンの「磁石による電線の回転実験」 ほか)