内容説明
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この一冊を通読することで、数学がどのように生まれ、どのように発展してきたのかがわかります。第1部は「古代の数学」としてエジプト、メソポタミアの地で蓄積されたオリエントの数学を説き起こし、古代ギリシアの数学を中心にまとめ、第2部では「中世の数学」としてインド、アラビア、中国、日本、中世ヨーロッパの数学を、そして第3部では「近代の数学」として記号代数学の成立から微積分法の発見までを解説しています。
目次
第1部 古代の数学(古代オリエントの数学 タレスとピュタゴラス学派 プラトンの数学論 論証数学の成立 数論とその発展 ヘレニズム時代の数学 ギリシア三角法 ギリシア数学の終戦)
第2部 中世の数学(インドの数学 アラビアの数学 中国の数学 日本の数学 中性ヨーロッパの数学)
第3部 近代の数学(記号代数学の成立 近代力学の形成 確率論の始まり 解析幾何学の誕生 接線問題求積問題 無限の算術化 接線法と求積法の統一への途 微積分法の発見)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
5
2019年9月から。一応、すべて目を通した!▶︎古代から1600年代終盤の微分積分の発見まで。人物のエピソードも多数あっておもしろい。「はじめて読む」人向けにしては、かなり詳細なので、全部の論理や計算を追ったらすごく時間かかりそう。▶︎当時の表記法や思考過程について現代的な視点からの解説もあり、図も多いので、詳しく調べたくなった際に該当箇所を精読すると理解が深まりそう。▶︎物理学の発展にも結構な頁数が割かれていて、初めて知ることも多く勉強になった。運動量や運動方程式の概念の萌芽から確立まで、についてとか。2024/12/05
BIN
3
古代オリエントの時代からニュートンらによる微積分までの数学の歴史が書いてある。西欧のものだけでなく、古代オリエントの60進法での算数とかインド、中国、そして日本の数学まで書かれているのが良い。実際の計算とか証明もあるので見新しいところもある。あまり知らない人にとってはデカルトやパスカルが数学面でも大活躍していて意外に思われるかもしれない。2014/08/20
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