戦争と人間 - 歴史が語る20の教訓

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戦争と人間 - 歴史が語る20の教訓

  • 著者名:森本哲郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2014/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569579825

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内容説明

21世紀を迎えた今日、戦争やテロの恐怖はますます増大している。人類発生以来、絶えることのなかった「争い」の歴史。数多の経験則を積み上げながら、人間はなぜ「戦争」を放棄する英知を持ち得ないのか。本書は、古今東西の歴史に“臨床例”を求め、戦争の根源的要因に解明のメスをふるった文明評論。ローマ帝国、スパルタ、カルタゴから始皇帝、モンゴル、インカ帝国まで、20の具体例をもとに戦争発生のメカニズムを読み解いていく。とりわけ本書の特徴は、各項ごとの論旨を明確に掲げたことにある。スパルタの巻では<教育>、十字軍の巻は<文化衝突>、ヒトラーの巻は<宣伝>……のように、戦争という“怪物”の様々な性格や要素が見事に因数分解されて提示されるのである。長年にわたり世界各地を旅し、実際に古戦場や帝国の遺跡にたたずみ、「戦争と人間」の問題を考察し続けてきた著者ならではの力作。著者撮影の貴重な写真も満載した好著である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

2
文明とは?食糧生産力と戦闘力。著者が大学時代、馬術部であったとして回顧談のうちに騎馬で活用するようになったのは2500年前に過ぎず、戦闘力を鐙の使用により存分に発揮できたのは千数百年前にすぎなかったのを知る。侵略は20世紀前半まではされる方が損、民族を名乗るものは自衛する必要が有る…。ポエニ戦争の結果、ローマに非武装を強制されたカルタゴは「首都を海岸から離れた場所に移転せよ」との要求にさすがに“自衛”戦争をした…。大東亜戦争以前の戦争に比して日本が特に不義の戦争をしたということはない、との思いが滲んでいる2015/10/04

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