徳間文庫<br> 千葉大女医殺人事件(電子復刻版)

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徳間文庫
千葉大女医殺人事件(電子復刻版)

  • 著者名:佐木隆三【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 徳間書店(2016/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784195988695

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内容説明

昭和五十八年一月、千葉市内の新興住宅地で女性の絞殺死体が発見された。被害者は千葉大医学部病理学教室の研究生・椎名敦子。報せを聞いて駆けつけた夫の正とは、前年十月に結婚したばかり。正も附属病院整形外科の研修医である。敷地百五十坪の豪邸に住む新婚夫婦だったことから世間が注視。死体発見から半年後、千葉県警は夫の正を逮捕した。事件の全貌に迫り、人間の脆い性を掘り下げた渾身のドキュメント。

目次

第1章 路上殺人
第2章 ダンサー
第3章 緊急逮捕
第4章 冒頭陳述
第5章 トルコ嬢
第6章 嘱託殺人
第7章 生命保険
第8章 ベクトル
第9章 強姦魔S
第10章 論告求刑
第11章 最終弁論
第12章 懲役13年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

35
事実は小説よりも奇なりと言うし、本事件もそんな様相があるのだけど、この本での事件経緯の伝え方はちよっと酷かった。最後まで読んだが疲労度大。2015/01/12

gtn

23
被告は、その場その場の快楽に流されていく究極の刹那主義者。供述が二転三転したのもそのためであり、事件の全容が掴みづらかったが、千葉地裁の判決文により、ようやく明確になる。息子を千葉の名家に入婿させた被告の両親。跡取りを得て安心した被害者の父。いずれも、悪意はないが、それが、被告のプレッシャーとなり、選択肢を狭めた遠因になったのかも。2022/08/29

kaikoma

2
結構大きな事件だった筈ですが、覚えていないものですね。現実に起きた事件のルポとしても小説としても読めそうな作品ですが、それ故に却って読み難さが出てしまっている気がします。残念ながら事件物のルポライターの筆力との差異を感じます。2017/02/28

銀木犀

1
裁判の傍聴で有名な著者。こんな事件があったとは知らなかったが、なんとなく読んでみた。犯人のその後を調べたら、自殺していたとは。それにしても、そんなに生活に不満があるなら離婚すればよかったのに・・・。2009/06/13

koishikawa85

0
読了放棄。半分くらいまで読んだが、あとは裁判のやりとりをそのまま載せただけ。「別府三億円」もそうだが、佐木隆三の本にはこういうのが多い。2015/11/03

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