目次
ひとりとひとり
傘
境界線
青い自転車の夢
みつご
床の上のパスタ
永遠の30秒
著者等紹介
小谷ふみ[コタニフミ]
1975年8月30日生まれ、西国分寺育ち。フェリス女学院大学英文学科卒業後、英語と日本語の先生業(専門は音声学)の傍ら、読み聞かせの詩や、随筆のような詩のような作品を書く。「青い自転車の夢」が、第14回読売新聞こども未来賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maaaaay22
2
いやなことがあってひとりでぼんやりしたくて来たクルミドコーヒーでなんとなく手に取って読んだ。途中で泣いてしまって結局全部読んだ。リズムからはみだし、収まらないその美しい部分を、人は才能と呼ぶのです。からはじまり、書き留めたい言葉がいっぱいあった。作者さんにありがとうと言いたいですーーー。装丁、中の字体もすてきやなあと思ってたら九ポ堂やった!小塚明朝、めも。2020/12/15
トワレ
1
装丁がすっごく綺麗。ずっと手元に置きたいし、インテリアとして飾りたくなるほど可愛い。私の手元に行く前に旅立ってしまったのかカードは入ってなかった。作者の日常を見つめる優しい眼差しに心が穏やかになる。生き急がなくてもいい、自分のペースで自分らしく一歩を積み重ねれば、あとで振り返った時、「これでよかった」と思える自分になれる、とエールをもらえた。小さい彼にちょいちょい突っ込むのが面白い。一番好きな詩は「見なくてすむよ」。今は見えないいむこうがわが見えるように、今日できることを丁寧に進めていく。そうしよう。2020/04/22