内容説明
危機混迷を突破する英知、情熱、憂国、ネアカの最強対談集。
目次
第１章 社長さん早く辞めて下さい
第２章 社員は海外へ、経営は英語で
第３章 アメリカ企業はサーカスである
第４章 スキップ・ワン・ジェネレーションで次期社長を
第５章 中間管理職による社長信任制度を提唱する
第６章 枯渇している日本の頭脳
第７章 アジア・ＩＴ・老人力
第８章 危機混迷から生まれた社長群
著者等紹介
伊丹敬之［イタミヒロユキ］
一橋大学商学部教授。１９４５年愛知県生まれ。’６７年一橋大学商学部卒業。’７２年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。’７５～７６年、’８２～８３年スタンフォード大学経営大学院客員准教授、一橋大学商学部助教授を経て’８５年より現職。専攻は経営学。著書に「マネジメント・コントロールの理論」「経営の未来を見誤るな」等多数。論理性を尊ぶ学問への厳しさ「カーン」の一声は勉強不足のゼミ生を絶望の淵へ突き落とす。同時に留学生への気配りや夫人のごちそうで持てなす年２回のホームパーティーは限りなく暖かい。オーディオとさんまの丸干しを愛する人情派である
丹羽宇一郎［ニワウイチロウ］
伊藤忠商事取締役社長。１９３９年愛知県生まれ。’６２年名古屋大学法学部卒業。同年伊藤忠商事油脂部入社。’６８～７７年ニューヨーク駐在。’９０年業務部長、’９２年取締役就任。’９４年常務取締役、’９５年より生活産業グループ食糧担当役員。専務取締役を経て、’９７年取締役副社長、経営企画担当役員。’９８年４月より現職。本屋の子として生まれながらの愛書家。翻訳書を除くと当書が晩生の処女作。６０年安保時は学生運動闘士。ニューヨーク支店時代は穀物相場の鬼。社長になれば巨額の特損処理、大型投資等の野武士集団的豪胆迅速な経営で泣く子も黙る。一方、きどらず簡素、電車通勤。下町の酒場を愛す
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