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誇りあれ、日本よ―李登輝・沖縄訪問全記録

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784944235469
  • NDC分類 319.224
  • Cコード C0031

出版社内容情報

2008年9月、李登輝氏は台湾と歴史的、文化的にゆかりの深い沖縄の地を、台湾元首経験者として初めて訪問した。本書はその記録集であり、東アジアにともにある日本へのメッセージが伝わる一冊となっている。李登輝氏の特別寄稿から始まり、第1章では日台の有識者が、台湾元総統の李登輝氏が沖縄を訪れた意義の大きさを綴る。第2章では旅の軌跡を追う。旅行中のエピソード、未発表写真を多数掲載。第3章は日本への渾身の思いを込めた講演、そして第4章は歓迎、同行した日台の人たちの声を収録した。巻末には沖縄での旅程、報道一覧も付け、李登輝氏の沖縄訪問を余すところなく記録した。主な執筆者として櫻井よしこ氏、蔡焜燦氏、永山英樹氏。

このたびの沖縄への訪問は、私にとって初めてのことでした。台湾と沖縄は地理的に非常に近いにもかかわらず、なかなか訪問の機会がなく、ようやく念願が叶った旅でもあります。…私は沖縄に着いてすぐ激戦地だった南部の平和祈念公園などを訪問しました。沖縄は六十年前にあれだけ破壊されたにもかかわらず、素晴らしい発展を遂げました。街並みも整っています。沖縄の皆様は本当によく努力されたものと、私は感服いたしました。…しかし、そろそろ日本人も自分の国や社会に対する態度を変える必要が出てきたようです。経済発展を追求するだけでなく、日本文化の精神面である「公に奉ずる」という発想に気づくことが大事になってきています。沖縄も同じです。この社会正義の精神、すなわち「公義の精神」を取り戻して奮闘しなければなりません。台湾も変化する必要がありますが、日本もそして沖縄も変化しなければならないようです。台湾と沖縄は近いのですから、心と心の絆を築き上げてともに発展して参りたいものです。

◎ここがポイント
・日本李登輝友の会だからこそ書ける李登輝訪日記録の第二集。
・台湾の元総統である李登輝氏が、「尖閣諸島は日本領」と発言した真意に迫る。
・22歳まで「日本人」だった李登輝氏が、あの『学問のすゝすめ』の解説を通じて、日本文化の本質を論じる。

◎こんな人にお薦め 
・日・台・中を主とした東アジアの動向、およびそこでの日本の将来に関心が高い人
・李登輝氏の人物に関心の高い人
・日本と台湾の関係に関心の高い人

内容説明

沖縄に足跡を追う、「李登輝訪日記録第二集」。

目次

第1章 沖縄に届いた台湾からの風(ご来県を契機に;李登輝総統について ほか)
第2章 旅の軌跡―九月二十二日から二十五日までの動き(九月二十二日 那覇空港 平和祈念公園 ひめゆりの塔 李登輝学校日本校友会歓迎会;九月二十三日 沖縄コンベンションセンター劇場講演会 歓迎レセプション ほか)
第3章 沖縄からのメッセージ講演録(台湾が直面する内外の危機;学問のすゝめと日本文化の特徴 ほか)
第4章 李登輝元総統が結んだ日台の絆(一人感涙にむせぶ;李登輝先生をお迎えして ほか)
第5章 尖閣諸島は日本領(「尖閣発言」の衝撃;馬英九総統の中華民国尖閣領有論の捏造根拠)