出版社内容情報
《内容》 本書は、循環器内科で扱う血栓症の基礎と臨床の基本部分を解説している。主として,血栓形成のメカニズム、抗血栓症のモニタリングの基礎理論と実際、抗血栓薬の種類、メカニズム、そして最後に虚血性心疾患、肺血栓塞栓症、心房細動の左房内血栓と脳梗塞の発症メカニズムと対策という構成にしてある。基礎のメカニズム→臨床の実例と配置されている。
《目次》
1章 血栓形成のメカニズム
凝固血栓と血小板血栓の形成メカニズム
2章 抗血栓薬の薬効モニタリングの必要性
3章 抗血栓薬
1) 抗血栓薬 overview
2) 抗血小板薬の種類とその作用メカニズム
3) 抗凝固薬の種類とその作用メカニズム
4章 血栓性疾患と抗血栓薬によるその治療
1) 虚血性心疾患
2) 深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症
3) 心房細動と心原性脳塞栓症