感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
66
久しぶりに長新太さん。4歳児になっても、娘の心を鷲掴みにしていたのはさすが。ちょっと変わった趣味を待つ、アブの兄弟のお話。二匹は、表紙のような巻紙を運んで、誰かの顔の前にパランと垂らすのが趣味なのだ。垂らされた方は前が見えなくて迷惑しそうなものだが、作中で特にコメントは無し。それよりも、これをやると二匹が「すっとする」という表現が面白かった。きっと、長新太先生も何か「すっとする」変わった趣味をお持ちだったに違いない。娘は、「アブブブ」という名前にオオウケ。2017/08/06
anne@灯れ松明の火
20
遠い方で。「長さんだ」と思って。(未読のもの、多すぎるわ(笑)) まったくもって、意味不明の、相変わらずの長ワールドだった(爆) どうして、このアブの兄弟は、丸めた紙をぶら下げて飛んで、時々それで他人の顔を隠して喜ぶんだろう?^^;2013/03/02
けんちゃん
20
本屋さんで。丸めた紙を誰かの前にぱらりと下げるのが好き、というよくわからないアブの兄弟。それで事件が起きるわけでもなく、ぱらりと下げられる「被害者」が描かれているもの、セリフがあるわけでもなく、淡々とページが進んでいきます。もしかしたら…の展開を秘かに期待しつつ、最後まで読んで、やっぱりよくわからないなぁ…と苦笑いの作品でした。2012/02/11
bros
19
勝手に『長新太祭り』寝る前の息子に読み聞かせ。兄弟なら、タイトルはなんで兄のアブブブを先に呼ばないのかな?と問いかけたら、別にいいんだよ、と息子。ページをめくる度に、大きな紙に隠された動物を言い当てる息子の様子は、なかなか自慢げでした(笑)しかし、随分力持ちだね。と息子。確かにね。2016/01/15
雨巫女。@新潮部
19
《図書館-返却》この兄弟アブさんたち、なにをしたいんだろう?2013/12/26