内容説明
知りたくてたまらない!Fのつくイケナイ言葉、やかましいバーコード、政治的に正しい名前、翻訳家の好奇心は止まらない。翻訳家の目で見たエッセイ集。
目次
動物園物語
動物園物語・第二版
頭の中の涼しい風
イーディ・コネクション
ロスだった生活
女たちのハリケーン
彼女とぼくの傷口
女たちのハリケーン第2号
なつかしい歌がきこえる
芭蕪、バリストへ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坊っちゃん
2
★★★1/2 1998年刊。翻訳家・アメリカ文学者の青山南による『本の雑誌』連載のコラム。著者は米国作家のゴシップが好きなようで、『小説はゴシップが楽しい』なんて本も出している。本作もゴシップが多めです。五味太郎の絵本『みんなうんち』の英訳が米国で48万部のベストセラーになった話など、少しずつ楽しく読みました。僕個人的に大ファンであるマキャモンの大傑作『少年時代』の舞台についてや『遙か南へ』にも触れてくれていて、とても嬉しい。(コメント:2019/05/29)2019/05/29
Shimaneko
2
Google 先生も wiki もなかった時代の翻訳ってホントに大変だっただろうなあと嘆息しつつ読了。昔大好きだった『ニューヨーカー』誌とか、在米時代に通った今はなきボーダーズとか、90年代に書かれたエッセイだけに隔世の感は否めないけど、まだ翻訳とは無関係の仕事に就きながら、むしろ今よりずっとアメリカ文学に親しんでいた頃を思い出した。思えば遠くまで来たもんだ。 2013/10/29
BJ
0
19002017/09/02
ともなりたすく
0
厳密には読み切ってはないんですが、そろそろ提出せなならんので区切り。本がどんどん読みたくなる本、って感じですね。本の雑誌のコラムだったから当たり前かw2014/02/23
いちの
0
分厚いし、ちょっと難しい。残り三分の一くらいで挫折。ペット=動物の仲間、という言い換えは印象に残った。2012/03/30