内容説明
いま、なぜ公教育の役割やあり方を考えるのか。その問題を考えるにあたって著者は、社会の構造的な変化と子どもや青年を中心にすべての世代の学習者の課題から検討する。それらの検討の結果、生涯に開かれた学習社会の実現と、学びのネットワークの形成により、公教育制度を共同事業体として再創造していく基本的な方向を提示する。
目次
第1章 時代の転換点に立って=21世紀を創造する
第2章 わたしたちの教育改革の視点
第3章 わたしたちの学校改革提案―育ちを縦と横で支える教育システムの創造
第4章 教育改革の担い手としての教職員の役割
第5章 自治を基本とする教育行財政改革
終章 子どもたちのための協働を