内容説明
“人間発達の経済学”の提唱から四半世紀、その中心的な論客が、現代を読み開き、新たな論点に多彩に切りこむ。
目次
序章 人間発達と固有価値の経済学
第1章 人間発達を支援する社会システムの経済思想
第2章 現代の労働と福祉文化の発達
第3章 CSR時代の株主運動と企業改革
第4章 人間発達と公務労働
第5章 現代の国民生活とナショナル・ミニマムの意義
第6章 持続可能な発展と環境制御システム
第7章 ディープ・ピース―平和の担い手を育む社会経済システムの探求
終章 現代国家の公共性と人間発達
著者等紹介
池上惇[イケガミジュン]
京都大学名誉教授・福井県立大学名誉教授。1933年生まれ
二宮厚美[ニノミヤアツミ]
神戸大学発達科学部教授。1947年生まれ
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