ビア・マーグス―ビールに魅せられた修道士

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ビア・マーグス―ビールに魅せられた修道士

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909125286
  • NDC分類 588.54
  • Cコード C0097

内容説明

ドイツのあるモルト工場で発見された古い手記は、13世紀のあるビール醸造家が書き残したものだった。貧しい農民の子ニクラスは、修道院では食べ物に困らないと聞き、修道士となりビール造りに励む。以来、ビール醸造技術の発展、材料の薬草研究に情熱を注ぎ、教皇も一目置く“ビールの魔術師”と呼ばれるまでになる。だが、そんな彼に敵意を燃やし、執拗に命を狙う者が…。ビール造りに一生を捧げた男の波乱に満ちた人生とビールの歴史物語。

目次

第1部 ビール造りは女の仕事
第2部 修道院のビールあるいは「飲み物は断食破りにならず」
第3部 ビールの魔術師あるいは「都市の空気は喉を渇かす」

著者等紹介

テメス,ギュンター[テメス,ギュンター] [Th¨ommes,G¨unther]
1963年、ドイツアイフェル地方のビットブルク市生まれ。熟練のビール醸造家、研究熱心な醸造マイスター、作家。ビール醸造のこととなると夢中になり、どこへでも足を運ぶ。ビールの歴史を描いた“ビア・マーグス”シリーズを5冊と、様々なミステリー、旅行ガイドを書いている。ブログや業界紙にビールについて多数執筆。2010~2016年には、いまでは造られなくなったタイプのビールを“Bierzauberei(ビールの魔術師)”ブランドで醸造し、国内外を旅しながら各地の醸造所を借りて同ブランドのビールを造る「移動醸造」の活動をしていた。ドイツ語圏の推理作家協会である「シンジケート(Syndikat)」会員。妻と息子とともにウィーン近郊に在住

森本智子[モリモトトモコ]
ドイツ食品・食文化に関連する仕事に従事。2011年ドイツ、ドゥーメンスアカデミーにて日本人初のビアソムリエ資格を取得

遠山明子[トオヤマアキコ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タカラ~ム

8
モルト工場の部屋から見つかった古い手記。そこにはビール醸造に魅せられたニクラス・ハーンフルトの数奇な人生とビール醸造の記録が残されていた。熟練のビール醸造家であり、研究熱心なビールマイスターでもある著者の作家デビュー作品。「ビア・マーグス(ビールの魔術師)」と呼ばれた男が、いかにしてビール醸造の技法を極めたのか。その物語は小説としての面白さもさることながら、ビール醸造の歴史や技術を知るための一冊としても読むことができる。ビール好きにもビールを飲まない人にもオススメしたい作品。2021/06/21

みさ

5
面倒な奴に逆恨みされると大変だという物語。ビール大好きドイツ人のこだわりがあちらこちらに埋め込まれ、薬草による味の違いから醸造段階の工具的工夫に至るまでの「ビールの魔術師」と呼ばれた中世職人の奮闘が描かれる。ケルンやハンザ同盟など時代的背景や税制の違い等もふんだんに含まれており、時代職能知識的な内容は濃い。商業人の手記という建前のためか記述はかなり淡々としているが、個人的にはもっと小説的・抒情的な訳でも面白いと思う。2022/08/23

ヒラタ

4
面白かった。ビールに魅せられた修道士ですって、ヨーロッパ・中世・修道院そしてドイツにビールのお話ときては発売されるのを楽しみに予約して読みました。 読み始め、ほー、そうなるのか…が、途中では、なんとかならないの理不尽だと思う位引き込まれました。 中世への旅にでたような気持ち、お薦めです。2021/08/22

たーぼ

3
中世ドイツでのビールは、各家庭で独自のレシピで作るもの、また修道院では醸造係が皆の喉を潤すために工夫を凝らして作るものだった。ビール作りに魅せられたニクラスは、熱心に研鑽をつんで美味しいビールを安定して提供する仕組みを作り富を得るが、反面敵を作ってしまう…ビールとドイツの歴史が楽しめる本。クラウドファンディングの返礼品でした(^^)2021/10/09

S‐tora

1
◎ 13世紀の修道士兼ビール醸造家が書いた手記、という体裁の小説。日本でいうと杜氏さんみたいなものか。 虚実ないまぜで当時のビールを取り巻く事情が語られて、とても面白かった。2023/01/15

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