感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫砂茶壺
5
100冊目。利益率や顧客満足のために社員を犠牲にすると、社員の成長がなくなりサービスの質は低下する。離職率も高まるのでビジネスの長期的な展望が描けなくなる。だから社員の満足度をもっと優先すべきではないか、という提言。言っていることはごもっともなんだけど、同じような話が繰り返されるし、各章のタイトルを無駄に大文字で配置して1ページ消費しているので本の構成はスカスカで実質100ページぐらいの内容。普段本を読まない層でも読めるようにわざとこうしているのかな。2018/04/01
枕
2
社員満足度の向上は一取り組みではなく、経営論になり得る。 いまの会社が好き、仕事が好き、と言える人がどれほどいるんだろう? 満足度の定義は給与や待遇だけではないことを経営者は理解しているか? この類の話は、経営者から発信することで意味が出てくる言葉だと思う。 2018/01/30
満天
2
★★★★★2018/01/11
toyoshi ryuichiro
1
自分を大切にし、社員を大切にして、顧客を大切にする。この順番が大切で逆はないという本。それはそれとして「誰もが社長になれる場所を作る」を目指すという著者の会社の仕組みが色々見れるのが面白かった。特に印象に残ったのは、適材適所を徹底するために自分が関わった事業が分社化する時は株を買う権利がもらえるという制度。それなら事業が自分の苦手なフェーズになっても地位・役職に固執することなく去ることができる。2018/03/04
読書行きの電車に乗ろう
1
p38 私は、ビジネスを無理なく、持続的に成長させ続けるには、売上よりも、利益率よりも、そのビジネスに携わる人、すなわち「働く人」一人一人が「幸せになる」ということを最優先にしなければならない、という考えにたどり着きました。 →会社は株主や顧客の利益ばかりを追い続けると組織として疲弊してしまい、存続できなくなる。全くその通りだ。早く多くの企業が、そこに気づいてほしいものだ。2018/02/12