内容説明
60年余にわたり教育の現場に向き合い続けた前保育専門学校長が語る「保育」と「教育」の実践論。いま子どもに、教育界に何が起こっているのか。何を求められ、どのように対処すればよいのか。子どもの「育つ力」、教えることの本質を見据えた解決策を明快に提示する。
目次
第1章 幼児をこうやって育てる(いま幼児教育を考える;いまなぜ「躾」か!?;「聖心学園」における幼児の教育―保育とは ほか)
第2章 子どもたちをこうやって育てる―戦後60年の教育の反省から(あたりまえのことをあたりまえに教える教育学;子どもとは何か―詩でつづる子ども観)
第3章 保育者をこうやって育てる(保育者養成校の課題;わたくしの学校経営の工夫;生き残りをかけての私学経営と運営の秘訣)
著者等紹介
畑島喜久生[ハタジマキクオ]
1930年長崎県生まれ。長崎師範学校、國學院大学文学部卒業。東京都公立学校長を定年退職後、白百合女子大学・東京学芸大学・山梨大学講師、東京保育専門学校長を経て、現在同校理事・学監。二十年余、小学校国語教科書(学校図書)の編集に携わる。現代少年詩の会代表(「少年詩の学校」主宰)。日本児童文学者協会会員、日本児童文学学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。