内容説明
日本人が、あたりまえのように受けてきた五大検診は有害無益だった。医療統計学の権威による「科学的」な結論。あなたは医療産業にとって金のなる木にされている。
目次
第1章 「人間ドック」は“病人狩り”ビジネス
第2章 「人間ドック」は無用。即、廃止せよ!
第3章 「CT被ばく」発ガン大国ニッポン
第4章 PET検査も誤診だらけで“ガン”に?
第5章 脳ドックも、まったく「効果なし」
第6章 ガン検診 受けたひとほどガンで死ぬ
第7章 健診を受けるひとほど、早死にする!
第8章 検診の“正常値”が「異常」だ
著者等紹介
船瀬俊介[フナセシュンスケ]
環境問題評論家。1950年、福岡県田川郡添田町に生まれる。1970年に九州大学理学部を中退。翌年に早稲田大学第一文学部に入学。生協の消費者担当の組織部員として活躍、生協経営にも参加。1986年の独立後は消費者・環境問題を中心に評論・執筆・講演活動を行う。1990年には、ラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体との交流、文明論的視点からの鋭い建築・医療・食品批評を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T坊主
8
どこの分野にも利権グループが形成されているのだと知った。医療業界では1.政治家 2.官僚 3.製薬会社 4.マスコミ 5.病院 6.医療器械メーカー 7.学者 が集客システムを作り、国民の健康を守るためと言う甘言で35兆円程の金を国民に貢がせている。国民も薬、医師、お上信仰で自分できちんと調べる事もなく惰性で日常を送っている。そして病人にされていく。2012/11/12
yamaneko*
2
CT検査の危険性を初めて知りました。また、「平均寿命」は実態と合わない操作された数字と知って納得。思い込みって怖ろしい。。2012/11/06
せぶ
2
早期発見早期治療の危険性がわかります。
ken
1
人間ドックを受けてはならない。同時にこの本も鵜呑みにしてはならない。2014/02/25
ひの
0
相変わらず、、凄い勢いか船瀬サマ。。間違ってないと思う。思うけど、、、凄いなぁ。。。読んでて疲れてきたので、後半はサラサラ〜っと、走り読み(?)。内容はタイトルの通り。2016/09/11