Prhythm piano scores<br> スタンチンスキー/ピアノソナタ変ホ短調・ピアノソナタ第1番・ピアノソナタ第2番

Prhythm piano scores
スタンチンスキー/ピアノソナタ変ホ短調・ピアノソナタ第1番・ピアノソナタ第2番

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  • サイズ A4判/ページ数 63p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784904231364

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
夭折が惜しまれたロシア・アヴァンギャルド音楽の先駆者〈スタンチンスキー〉の小気味よいピアノソナタ
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アレクセイ・ヴラジミロヴィチ・スタンチンスキー(ロシア、1888-1914)は、26年という短い生涯の中で大胆かつ美しいピアノ作品を50ほど残し、メトネルやミャスコフスキー、タネーエフら同時代の作曲家を唸らせた。彼の音楽の特徴としては、美しい旋律、6音音階・旋法を駆使した和声、複雑なリズム、素数拍子の採用、広大な音域の使用、対位法の活用などが挙げられる。旋律はロシア音楽の古典に根ざしたものであるが、その展開法は斬新で、師のタネーエフを落胆させるほどの奇抜さだった。しかし、それらは厳格に計算されたもので一分の隙もない構成を有している。「音楽において最も重要なことは、主題とその発展である。」とスタンチンスキーは友人に手紙で宛てている。
『ピアノソナタ ホ短調』は、1905年、17歳頃の作品。クロスリズム、オクターヴ進行、左手の大きな移動などスクリャービンに近い技巧が使用されたロマンティックな単一楽章のソナタである。
『ピアノソナタ 第1番』は、1911~12年、23~24歳の時に書かれた。6音音階を使った独特の音色、複雑なリズム、対位法が活用されているスタンチンスキーの個性が発揮された大規模な3楽章制ソナタである。
『ピアノソナタ 第2番』は、1912年24歳の時に書かれた2楽章制ソナタ。1914年の『カノン形式による5つの前奏曲』と共にスタンチンスキーの最高傑作と考えられる作品である。


●目次(版元ドットコムより)
【収載曲】
ピアノソナタ 変ホ短調
ピアノソナタ 第1番
ピアノソナタ 第2番

●版元からひとこと(版元ドットコムより)
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