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憲法改正に仕掛けられた4つのワナ―自民党案によって、国民の主権は奪われ、国会は無力化される!

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  • サイズ A5判/ページ数 109p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904209363
  • NDC分類 323.149
  • Cコード C0031

内容説明

「元首」も「国防軍」も大事な点から目をそらすサンドバッグだ!権益拡大を狙う官僚と、アメリカに媚を売りたい政治家が作った改正草案の「爆弾」を暴く!

目次

第1章 自民党憲法改正草案のワナ(注意しなければいけないのは情動を刺激されないこと。無駄にサンドバッグを叩かないこと;なにをおいても国家が一番であり、基本的人権はそのあと;4つの爆弾;気づきさえすれば、対応は簡単;本当に問題なのは第九条よりも第九章「緊急事態」;吐き気すら覚える官僚たちの仕掛けたワナ;彼らの狙いは「国民から主権を奪うこと」と「国会を潰すこと」)
第2章 権力者たちの本音(元首か、象徴かで揉めてはいけない;天皇陛下に対して、これほど不敬な草案はない;戦争放棄を戦争宣言に変えた草案第九条;クセモノは集団的自衛権;日本のための自衛権ではないことが問題;3つめの爆弾;「どう変えたか」ではなく「なぜ変えたか」が問題;官僚は公務員ではない;改正草案の爆弾)

著者等紹介

苫米地英人[トマベチヒデト]
1959年、東京生まれ。認知科学者。計算機科学者。株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、苫米地国際食糧支援機構代表理事、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、カーネギーメロン大学Cylabフェロー、中国南開大学客座教授、ロシア極東総合大学客員教授。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッキー・ダック

12
安倍政権・自民党は、特定秘密保護法の次は憲法改正を狙っているが、苫米地氏は自民党の憲法改正案が非常に危険であるとして本書を緊急出版した。対米従属の自民党は、原子力推進・TPP参加・集団的自衛権獲得・極秘情報共有・PKOへの積極的参加等のアメリカの要求を丸呑みするために改正を進めているのだが、実は法案を任された官僚が、自民党も気づかないように過激なサンドバッグの蔭に罠を隠し、国会を飛び越えた総理大臣の指揮権を強め、実質的に官僚による統治を進めて国民から主権を奪おうとしていると警告している。恐るべき官僚たち!2013/12/18

非日常口

11
官僚はある意味言葉の芸術を扱っている。だが、それを私欲のために悪用している今回の憲法改正らしい。話題になっていることは、意図的に反感をもたれるように書いているようだ。「そこは引き下がるから、こっちは通してくれ」と本当に改訂したいところはソフトなレトリックにしてあり落としどころに見せかけていると本書は示唆する。私達が声を上げ怒る話題ほどメディアは視聴率の取れる、その話題に限られた放送枠を無駄に消費することだろう。だがそれはスケープゴートだ。官僚は国民に選ばれた訳ではない。憲法改正問題を簡潔明瞭に読める一冊。2013/11/03

村越操

9
現行進んでいる、憲法改正の問題点の本質をついた一冊。本書の言うとおりであったらこんなに恐ろしいことはない。これから直面するであろう、憲法改正の動向に注意したいと思います。「人を騙すときに最も重要なコツは決してウソをつかないこと」「この草案には4つの爆弾があると思っています。爆弾とは、国民の権利と利益を奪うために官僚たちが埋め込んだ、危険な条文のことです」「彼らはこの条文によってエグゼクティブオーダーを日本にも現実化させたいのです。議会を通さずに法律並みの効力を持つ命令を下せる大統領特権」2013/10/27

Moca

8
日本国憲法はGHQが草案した憲法なのに、天皇陛下でもない首相が自民党流で憲法改正したことがあり得ない!と思った。憲法改正したら、どんな日本に変わっていたのか。自民党流だったら、基本的人権のことはあまりにも駆使していない。 「和を尊え」つまり国民の人権を励むのはいいけど、国(政治家)の言う通りにしろ 将来の日本は独裁政治化になってしまうのではないかと考えられる。2019/11/12

popcorn

8
国民の生命、自由、財産を護るのが国家の役割であるはずなのに、官僚や影の権力者の思惑通りに憲法が改正されてしまうと、それらすべてが危機に晒されることになるようです。憲法改正の本当の狙い(官僚に権力が集中し、官僚や影の権力者が日本を思うままにコントロールすること)は全くもって恐ろしいものです。官僚は国民のことなどこれっぽちも考えておらず、明らかに愚民視しています。これまでよりもさら状況がまずくなるなんて黙っていられない気持ちになりますが、ここは冷静に状況を見極めて然るべき対応をしなければならないようですね。2013/12/08

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