内容説明
好きな酒は「日本酒」と答える女性が増えた。巷の居酒屋にも充実の銘柄が並ぶ。日本酒ファンには良い時代になりました。米と水。基本の原料はこれだけ。麹菌と酵母の力を借りて、日本酒は生まれる。本当にそれだけ?もうひとつ大事なものがあります。美味しく造ろうと日々努力する人たちです。一杯のお酒の誕生に伴う、数々のストーリー。造り手に思いを馳せながら飲めば今日からあなたも日本酒ガール。
目次
蔵さんぽ(京都・伏見編)
蔵さんぽ(京都・北部編)
蔵さんぽ(滋賀編)
蔵さんぽ(奈良編)
蔵さんぽ(大阪編)
蔵さんぽ(兵庫編)
蔵さんぽ(和歌山編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷれば
38
『お酒の神様』を祀る松尾大社の巫女として奉職後、イラストレーターに転身し、日本各地の蔵を巡る著者。本書では京都伏見・北部、滋賀、奈良、大阪、兵庫、和歌山の蔵を巡る旅を掲載。コラムは、水・米・酒祭・酒母・木桶などのミニ知識や取材記事も。巻末には酒蔵リストもあり、蔵見学希望者にも親切。一蔵一蔵、心のこもった取材と、蔵人さんたちの酒造りにかける意気込みと思い…ひいては、その土地の風土と歴史を守る語り部としての存在に息を飲む。日本酒の魅力と奥深さは底知れない。2016/04/29
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27
初版2015年。本屋さんで見つけました。ほんわかしたイラストで、とってもかわいい。立ち読みではなくて、じっくり読みたい一冊。2015/02/19
Syo
21
日本酒。 太りそうで、正月ぐらいしか 飲まなくなったなぁ。 お酢になってないかなぁ。 龍力。 大吟醸、飲んでみたいなぁ。2016/12/27
のぶりん
18
大好きな日本酒の蔵探訪です。京都の方だけど、有名どころの蔵元はきっちり押さえられ、個性的な所も有りで、日本酒好きにはたまりません。今夜も純米吟醸酒を冷やして軽く一杯いただ来ます。2018/07/08
ふらん
17
ガールじゃないけど、いいな。作者が1年かかって巡った酒蔵のさんぽ記。…こんなデートもいいだろうなあ。丁寧で優しいイラストが酒蔵の現場と雰囲気をしっかりと醸し出している。2015/12/12