内容説明
ドラッカーを通して伝える、「内定がでないことなど、あたりまえ」という理由。
目次
第1章 なかなか内定が出ない就職活動中の大学生に、ドラッカーは、「何になりたいか、何を投じて何を得たいか」と言った。(会社って何ですか?;なぜ働かなければいけないのでしょうか?;どのように就職活動を進めればいいでしょうか?;会社と聞けば、悪いイメージしかありません ほか)
第2章 なぜ俺の言う通りにできないのかと苛立つ大学生に、ドラッカーは「リーダーに必要なのは、真摯さである」と言った。(リーダーに求められる役割とは何でしょう?;リーダーという重圧に押し潰されそうです;僕の頑張りを誰も認めてくれません;リーダーとしてどう振る舞えばいいでしょう? ほか)
最終章 大学を卒業した後の人生が不安な大学生に、ドラッカーは「何によって憶えられたいか」と言った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉月ねこ
20
あるリーダーがいなくなって、「あのリーダーがいなくなってからあの会社はダメだ」と言われる。元リーダーがよっぽどすごかったんだな。と思う。たが実際は、それはダメなリーダー。優れたリーダーなら、後継者を育ててるから自分がいなくなった後に会社がダメになることはない。なるほどー! 人生のビジョンとか目標を見つけて、それが実現できる会社を選ぶのがベスト。組織をよくするには、メンバーの強みを把握し、適材適所に把握しないといけない。粗探しでなく、他者の強みを見ようとしている人ってどれだけいるのだろう? 2021/05/31
富士獣
9
「何によって憶えられたいか」 ドラッカーの解説本ではなくドラッカーの言葉を引用した自己啓発本の第2巻。今回は就職や企業に焦点を当てている。今回も抽象的すぎず具体的すぎず、いい意味でふわっとしていてよかった。組織は個人の弱みを補い強みを発揮しあう集団であり、企業にいることで個人では成し遂げられないことを成し遂げられる(かもしれない)と思うとちょっと就職モチベが上がる。2019/06/26
miyatatsu
5
自己啓発本としてはあまり良いできではないかなと思います。また作者の紹介欄をよく読む大切さを学びました。2017/11/20
This is みき
4
就職できっと内定をもらうことをゴールにし、自分の生き方や目的が分からなくなる時がくるだろう。自分がどうありたいか、何をしたいか、就活の軸をそこに定め自分と向き合うことが大切。大学生活とはその自分を見つけるために時間なのだ。それはわかっていたつもりだが、分からなかった"リーダー"について勉強になった。2019/05/26
でこぽん
2
大学3年になり、就活を急に意識しだして大学の図書館で借りて読んだ。 「何によって憶えられたいか」「何を投じて何を得たいか」 「リーダーシップとは行動である」仕事だけではなくて、何事にも応用できると思うし、本当に、思っているだけではいけないと強く感じた1冊でした。 2017/04/23