内容説明
日本アイ・ビー・エムでシステムズエンジニアとしてのキャリアを築いてきた野呂洋子が選んだのは銀座で画商をすることだった。老舗画廊三代目と一緒に切り開いた画廊ビジネス。
目次
第1章 画廊ビジネスという未知なる世界(華麗な転身のはずがただの店番?;スペースを貸し出す「貸し画廊」と自らプロデュースする「企画画廊」 ほか)
第2章 銀座柳画廊スタイルを模索して(失われた一〇年の真っ只中にオープンした銀座柳画廊;株式とよく似た絵画相場の動き ほか)
第3章 画廊ビジネスの不思議(バリバリ働くために選んだ日本アイ・ビー・エム;ソフトウエアビジネスに比べ少ない画商の儲け ほか)
第4章 日本の絵描きさんを世界へ(仕手株のように扱われる美術品―コンテンポラリーバブル到来;上昇神話の危うさ―絶対に下がらないものはない ほか)
著者等紹介
野呂洋子[ノロヨウコ]
慶応義塾大学理工学部を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。システムズエンジニアとして、産経新聞のカラー化プロジェクト、日本アイ・ビー・エム社内システムの構築、国際営業部などに従事。野呂好彦氏と結婚後、日本アイ・ビー・エムを退社、銀座柳画廊を野呂好彦氏と共に創業する。現在、取締役副社長として、マーケティング活動やセミナー開催などを手がける。東京中央新ロータリークラブ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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