内容説明
「おやゆびひめ」は、アンデルセンが1836年に出した童話集の第二集に収められた作品です。彼が初めての外国旅行にでかけた、イタリアの風景を思い出しながら書いた童話だといわれています。美しい自然と四季の風景、そしておやゆびひめをめぐる動物たちの姿が、いきいきと描かれています。アンデルセンが生涯失うことのなかった、子どもの心、自然を愛する心、おもいやりの心が、メルヘンの世界でみごとに表現されている作品です。
著者等紹介
平田昭吾[ヒラタショウゴ]
1939年、満州(現在の中華人民共和国の東北地区)で生まれる。日活撮影所研究室、手塚治虫のマネージャーを経て、1971年、アニメ絵本「アンデルセンどうわ」(ポプラ社)をプロデュースして独立。以来、日本のアニメ絵本文化の先駆者として今日まで大活躍
高橋信也[タカハシシンヤ]
1943年、東京に生まれる。東映動画を経て、フリーのアニメーターになる。作品に、「ムーミン」「アルプスの少女ハイジ」「宇宙戦艦ヤマト完結編」「火の鳥」など多数ある
大野豊[オオノユタカ]
1938年、佐賀県に生まれる。漫画家生活に入り、虫プロダクションを経て独立、現在に至っている。作品に、「秘密警察27」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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