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京都迎賓館―ものづくりものがたり

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784902611106
  • NDC分類 521.6
  • Cコード C0052

内容説明

本書は、匠達が、あるいは設計者が、技術者がどのような想いで、平成の名建築を目指そうとしたのかを知ることができる、一種のドキュメントです。

目次

京都迎賓館への誘い
語り合う・京都迎賓館への想い
しつらえ・京都迎賓館の調度、装飾
匠が語る 伝統を継承する心と技
座談会・設計と施工、現場の挑戦
施工の記録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

128
京都迎賓館綺麗だなぁと感動した。こういう建物は定期的に建設しないと建設する技術の継承にも繋がるなぁと感じた。2010/01/28

ぶんこ

42
とても読み応えがあって、建築に携わった多くの人々の熱意と誇りを感じ、感動しました。写真が少なくて物足りないのですが、少ない中にも美しさが伝わってきました。また屋根や庭、障子や襖、漆等々日本の伝統工芸を駆使した意匠の美しさにも感動しました。それを作り上げた人々、まとめ上げた人々が、垣根を超えて協力し、お互いの仕事を尊重しているのにも感動。感動の連続でした。釘隠や漆、截金の技、水栓金具から屋根等々の説明を読むたびに写真のないのが悔しかったです。現地に見に行きたくてたまりません。滅多に公開されないのが残念。2020/07/05

ムカルナス

6
京都迎賓館は文明開化時代の赤坂迎賓館から脱却し日本人のもてなし方で海外の賓客を接遇すべく現代和風建築として最新の建築技術と日本の伝統技術である数奇屋大工、左官、作庭、漆等をコラボして建築された。建築過程において本来、伝統技術にそぐわない空調や鉄筋、鉄骨等の条件下で伝統技術をどのように支障なく生かすかの試行錯誤が語られる。また最高級の建築に関わることで最高級の伝統技術を学習する機会を得られたのが収穫で後世に繋いでいくことが出来たとのこと。総工費202億円。新国立競技場に比べれば安くて価値がある出費に思える。2015/08/03

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