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内容説明
犬死に/猫も杓子も/下馬評/さるしばい/などなど。ふだん何気なく使っている言葉でも、なんでこんな言い方をするの?と聞かれると、よくわからない言葉がたくさんあります。そんな言葉のゆらいを探って解き明かします。
目次
犬にゆらいする言葉
猫にゆらいする言葉
馬・牛にゆらいする言葉
羊・豚にゆらいする言葉
鼠にゆらいする言葉
兎・鼬・猿にゆらいする言葉
獅子・虎・狼にゆらいする言葉
狸・狐にゆらいする言葉
鹿・蝙蝠にゆらいする言葉
著者等紹介
ヒサクニヒコ[ヒサクニヒコ]
1944年、東京に生まれる。慶応義塾大学卒。漫画、絵本、イラストをはじめ、エッセイ、ルポなど多彩に活躍。1972年、『戦争―漫画太平洋戦史』で文芸春秋漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
「ことばのゆらい図鑑」シリーズ2。身近なことわざ、慣用句などを「動物」に由来することばを集めて、どうしてそう言うのか?を絵とともにわかりやすく解説しています。動物に対する日本人の理解や感覚も感じ取れます。2023/11/04
おはなし会 芽ぶっく
8
6年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】 『 犬 / 猫 / 馬 / 牛 / 羊・豚 / 鼠 / 兎 / 鼬 / 猿 / 獅子・虎・狼 / 狸・狐 / 鹿・蝙蝠 』2023/07/19
がんぞ
3
「尻尾を振る」「飼い犬に手をかまれる」「負け犬の遠吠え」犬は縄文時代から飼われていたらしい。(おそらく大陸渡来の)弥生人には食用にされた形跡があるという。/猫はネズミ退治に飼われ始めたとされるが愛玩物となって「猫の目のよう」などと変化を楽しむ/人間に似ている猿に関しては「猿知恵」「猿真似」など良い評価があまりない/彼に「犬みたいに正直」、彼女に「猫に似てるね」と言ったら喜ぶかも/犬を食べる民族には『狡兎死して走狗煮らる』(平和になったら武将は不要。大坂夏の陣後の徳川のやりかたのように)という凄い言い回しも2017/02/15
ヒラP@ehon.gohon
2
楽しいイラストと説明で、日頃使っている慣用句が理解できる本です。 ちょっと首をかしげる解説も見られますが、許容範囲かとナットクいたしました。 何よりも動物たちに由来する言葉たちと親しみを持てる、良いきっかけを与えてくれると思いました。2014/09/05