Bloomberg wealth managerに訊く
資産アドバイザー・求められる人間力

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784902444209
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C2033

出版社内容情報

世界最大の金融・総合メディア企業ブルームバーグが、ファイナンシャルプランナー、資産アドバイザーに贈る上級コラム集。アメリカの一流ファイナンシャルプランナーたちの生の活躍の姿を紹介。

第1章 グッド・タイミングはいつ? アン・モンロー
[子が相続財産を受け取るタイミング]子が相続財産を受け取る年齢を何歳に設定すればいいのかとたずねるクライアントに答えるのはむずかしい。早すぎると、子はたちまち財産を使い果たしてしまうかもしれない。しかし、遅すぎたがために、子がもっと深刻な問題を抱えることになる可能性もある。

第2章 なにを基準に判断するのか ダニエル・アクスト
[家族のミッション・ステートメント]資産家に、家族の本質的価値を明確に把握してもらい、相続や事業承継というきわめて重要な問題について話し合いを持ってもらうためには、ミッション・ステートメントの作成が有効である。

第3章 焦点を移す デボラ・L・ジェイコブス
[意思能力の減退]資産家の場合、意思能力が減退すると財産が危険にさらされることにもなりかねない。そうなった場合を想定し、クライアント本人の自立性に配慮しつつ財産を保護するためのプランを組むことを勧めよう。

第4章 家族の不和 デボラ・L・ジェイコブス
[ジレンマ]財産をめぐる争いが生じたとき、泥沼の戦いに巻き込まれて板挟みになることがある。逆恨みされないよ第9章 あなたは適任だろうか? アン・モンロー
[受託者を引き受けるとき]アドバイザーなら、受託者を引き受けるということに対して慎重になるのは当然だ。

第10章 敵か味方か デボラ・L・ジェイコブス
[クライアントの望みをかなえるために]ときとしてアドバイザーは、クライアントの望みをかなえることが、いずれ家族のあいだに問題をもたらす結果になりかねないと気づくことがある。

第11章 親の成功は次世代をだめにするのか? アン・モンロー
[財産が若い世代に及ぼす影響]クライアントがアドバイザーに求めているのは、資産の管理に関する助言だけではない。その資産が子らに与える影響にどのように対処すればいいのか、という問題についても助言を求めている。

第12章 差し上げます メアリー・ローランド
[抱えつづける価値のあるクライアントばかりとはかぎらない]小口すぎる。時間がかかりすぎる。ストレスが多すぎる。理由はどうあれ、アドバイザーの見解は一致している――抱えつづける価値のあるクライアントばかりとはかぎらない。

第13章 第三者の視点で アン・モンロー
[退職をめぐる感情面と心理面の問題]退

 お金の面で、クライアントとその家族が道を誤らないよう手助けする……これほどやりがいのある仕事はない。アドバイザーとしては、ファイナンシャル・プランニング、税務、投資、リスク管理、保険、資産保護、財産移譲といった複雑なテーマを使いこなすことが求められる。専門が何であるかにかかわらず、資産管理のあらゆる分野にわたって、主要問題とカレント・トピックスにも通じ、クライアントに健全なアドバイスを提供することができなければ、アドバイザーとしての成功などおぼつかない。
 その必要性を肝に銘じたうえで、〈ブルームバーグ・ウェルス・マネジャー〉は、アドバイザー向けに戦略ガイドブック・シリーズを刊行することにした。クライアントが直面している問題について、より幅広く新しい知識をアドバイザーに持ってもらえれば、という願いをこめてのことである。どの巻にも、かつて〈ブルームバーグ・ウェルス・マネジャー〉誌に掲載された記事の中から、情報量に富み、内容の詳細なものを厳選して集録した。このシリーズが、投資の重要な展開を見極めたり、プランニング上の複雑な決断を模索したり、特定のクライアントを目標達成に導く最善のテクニックへの指針になったりし