けむりの居場所

個数:
  • ポイントキャンペーン

けむりの居場所

  • 野坂 昭如【編】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 幻戯書房(2006/09発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 07時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901998185
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

たばこは人生の句読点。「週刊文春」名物連載「喫煙室」より、32人の“人生の味”。

目次

序 煙草は人生の句読点(野坂昭如)
ちょっと一服(開高健)
たばこのある生活(市川崑)
煙が目にしみる(井上ひさし)
色里の夢は煙か(杉浦日向子)
煙草事始(尾上辰之助)
タバコの思い出(東海林さだお)
バックステージより(岩城宏之)
ひとりで煙草を(藤沢周平)
タバコと詩(サトウハチロー)〔ほか〕

著者等紹介

野坂昭如[ノサカアキユキ]
1930(昭和5)年10月10日、鎌倉市生まれ。作家、歌手、作詞家、元参議院議員。旧制新潟高校を経て、早大文学部仏文科に7年在籍し中退。この間さまざまな職業を遍歴、CMソング、コント、テレビ台本などを書く。63年「おもちゃのチャチャチャ」でレコード大賞作詞賞受賞。同年『エロ事師たち』を発表して文壇デビュー。67年発表の『火垂るの墓』『アメリカひじき』で直木賞受賞、流行作家となり“焼跡闇市派”と称される。72年、雑誌「面白半分」編集長として『四畳半襖の下張』裁判の被告、最高裁で有罪判決。83年、参議院比例代表に当選するも、同年、田中角栄の金権政治を批判して衆議院新潟3区に立候補し、落選。85年『我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ』で講談社エッセイ賞受賞。97年『同心円』で吉川英治文学賞受賞。02年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞受賞。03年に脳梗塞で倒れて以来、闘病生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空猫

28
煙草にまつわるエッセイ集。愛煙家、というかヘビースモーカー、いやニコチン中毒と言っていいような方達の作品なので戦争を経験したような世代の、今やほぼ故人ばかり。紫煙を燻らすその仕草…昭和の映画やドラマの名シーンを生み出しました。真の大人にだけ許されたそのカッコ良さに憧れたものです。今や喫煙者は肩身の狭い思いで絶滅危惧とも…火をもてあそぶことは文明の始まり…その煙草を思いのままくゆらすことは文明の証し…この本は、煙草に捧げるオマージュである(p4)自分は嫌煙家ですが煙草は大人の余裕なのでしょうね。2017/10/07

デビっちん

24
煙に纏る著名人のエッセイ集でした。開高健や藤沢周平、遠藤周作、仰木彬、赤塚不二夫氏など、愛煙家が中心となって、自身の体験や哲学が展開されています。戦時中後や幼少時の描写や思惑も明瞭で、煙にはその当時の状況が色濃く結びついているようでした。また、タバコは物質的なモノではなく精神的なモノであるんですね。体調が悪ければ不味く、心に余裕があれば美味しく感じるようでしたから。合理的に考え、タバコはムダのように感じていましたが、その無駄が実は大切な楽しみなのかもしれません。2017/07/24

ぶんぶん

12
【図書館】これは感慨深い一冊でした。 煙草に関する想い出を33人の作家や著名人が語るエッセイです。 野坂昭如、開高健、市川崑、藤沢周平、遠藤周作、仰木彬、高峰秀子、赤塚不二夫などタバコまつわる数奇な運命を語る。なかで喫煙者で無い、杉浦日向子や佐藤愛子が執筆しているのが、ご愛敬です。 JT協賛、「週刊文春」連載 「喫煙室 くつろぎの時間」より2015/10/11

よしひろ

10
煙草があるだけで、どこか様になる。それが、文学であっても映画であってもどこか絵になるところが、煙草の魅力だ。2016/03/05

nonpono

6
若い時、週刊文春を愛読していた。「喫煙室」という、著名人が煙草について語るエッセイが楽しみだった。この本はその連載をアンソロジーとしてまとめたもの。編者の野坂昭如は、「煙草はまさに人間の営みそのもの。喜怒哀楽。それぞれに煙草がつきまとう。行間から立ちのぼる紫煙を追えば、これぞ至福の時。煙草は素晴らしい。」やはり、読後は自分の好きな煙草をくゆらせたくなる一冊。2023/05/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/251348
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。