内容説明
たばこは人生の句読点。「週刊文春」名物連載「喫煙室」より、32人の“人生の味”。
目次
序 煙草は人生の句読点(野坂昭如)
ちょっと一服(開高健)
たばこのある生活(市川崑)
煙が目にしみる(井上ひさし)
色里の夢は煙か(杉浦日向子)
煙草事始(尾上辰之助)
タバコの思い出(東海林さだお)
バックステージより(岩城宏之)
ひとりで煙草を(藤沢周平)
タバコと詩(サトウハチロー)〔ほか〕
著者等紹介
野坂昭如[ノサカアキユキ]
1930(昭和5)年10月10日、鎌倉市生まれ。作家、歌手、作詞家、元参議院議員。旧制新潟高校を経て、早大文学部仏文科に7年在籍し中退。この間さまざまな職業を遍歴、CMソング、コント、テレビ台本などを書く。63年「おもちゃのチャチャチャ」でレコード大賞作詞賞受賞。同年『エロ事師たち』を発表して文壇デビュー。67年発表の『火垂るの墓』『アメリカひじき』で直木賞受賞、流行作家となり“焼跡闇市派”と称される。72年、雑誌「面白半分」編集長として『四畳半襖の下張』裁判の被告、最高裁で有罪判決。83年、参議院比例代表に当選するも、同年、田中角栄の金権政治を批判して衆議院新潟3区に立候補し、落選。85年『我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ』で講談社エッセイ賞受賞。97年『同心円』で吉川英治文学賞受賞。02年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞受賞。03年に脳梗塞で倒れて以来、闘病生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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