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ダンナがうつで死んじゃった

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901964050
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

うつ病患者への理解と配慮を強いられる重圧、長期化する看病によるストレス・不安。冷たい言葉を放ってしまったその日、夫は自殺した。家族の苦悩を包み隠さず語った、患者の妻による手記。精神科医による解説付き。

大黒柱の夫がうつ病に倒れて、入院と自宅療養を繰り返す。
それまでの亭主関白から激変、情けない姿でウロウロする。
そうでなければ1日中寝ている。いつまでたっても治らない。

病気を理解し、患者に暖かく接し、辛抱強く見守る・・・

妻だからって、いつまでそれにつき合わなきゃいけないの?
病人だったら何でも許されるの?

看病に疲れて冷たい言葉を放ったその日、
夫はマンションから飛び下りた。

うつ病患者が辛い闘病について語る機会が増えてきましたが、看病にあたる家族の本音に接することはまだ少ないといえます。患者への理解を促す情報が世に溢れている中、介護に疲れ果て一人で苦しむ家族は多く、患者と家族の間に感情的しこりが生じることも稀ではありません。その葛藤と、自殺という最悪の事態を迎えてしまった苦悩、そして夫の自殺を乗り越えるまでを素直に吐露している、貴重な手記です。一般の人にも専門家にもぜひ読んでもらいたいと思います。

内容説明

大黒柱の夫がうつ病に倒れて、入院と自宅療養を繰り返す。それまでの亭主関白から激変、情けない姿でウロウロする。そうでなければ1日中寝ている。いつまでたっても治らない。病気を理解し患者に暖かく接し辛抱強く見守る…妻だからって、いつまでそれにつき合わなきゃいけないの?病人だったら何でも許されるの?看病に疲れて冷たい言葉を放ったその日、夫はマンションから飛び下りた。

目次

発病の頃―春
闘病一年目の夏
闘病一年目の秋
闘病一年目の冬
闘病二年目の春
闘病二年目の夏
闘病二年目の秋
闘病二年目の冬
ダンナが死んだ冬とそれから

著者等紹介

きむらひろみ[キムラヒロミ]
昭和40年代生まれ。短大卒業後1年弱のOL生活を経て、結婚。どこにでもいるような平凡な専業主婦になる。2人の息子と暮らしながら新しい人生を模索している

岩波明[イワナミアキラ]
精神科医。昭和60年東京大学医学部卒。都立松沢病院などを経て、藍野大学医療保健学部教授。精神科診療所及び企業の健康相談室で常時60人程のうつ病患者の診療にもあたっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akhrynd

0
筆者の手記ベースらしいけど、こんな自分本位な人いるんだな、とぞっとした。何らかの事象に関しての感想がいちいち不満か反発で、どうなったらそんな思考回路になるんだろうと理解に苦しむ。夫側の不手際があったのかなかったのか本当のところはわからないが、こんな妻が身近にいたら心が休まらないだろうなとは思う。2017/07/28

イソ

0
徹頭徹尾自分の事しか眼中にないような。。あんま気分のいい本じゃなかった。多分当事者にしかわからない事柄があるように思う。けど、同じ父親としては、家族がこうだと働きがいないなぁ。2012/03/30

コウママ

0
うつ患者を支える家族は大変、というのは分かるけどちょっとひどいな〜。気分悪くなった。 2011/06/21

フロム

0
うつ病の本ですが女性の嫌な部分がてんこ盛りです。もうやめてー!!!言うくらい。独身の人は詠んでおいた方がいいけど既婚者は読んじゃ駄目、絶対!!2010/04/17

きち

0
最後の精神科医の解説で、この著書はすくわれた。うつ病患者の妻としての思いをかなり赤裸々につづり、これを読むであろう息子さんたちが気の毒に感じるが・・・。2008/10/12

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