明治維新という過ち

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明治維新という過ち

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901622622
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0021

目次

第1章 「明治維新」というウソ(廃仏毀釈と日本人;天皇を人質とした軍事クーデター ほか)
第2章 天皇拉致を企てた長州テロリスト(誇り高き賊軍;嵐の文久二年 ほか)
第3章 テロを正当化した「水戸学」の狂気(「昭和維新」が生み出した「明治維新」;狂気のルーツ・水戸黄門 ほか)
第4章 五条代官所の悲劇(天皇と代官;五条陣屋と十津川郷士 ほか)
第5章 奥羽の刻んだ慟哭の歴史(会津の惨劇;北斗の南 ほか)
第6章 戦い済んで(錦江湾の大花火;西郷の苦悶と士道の終焉)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

47
新撰組、坂本龍馬、高杉晋作、大村益次郎等々、幕末好きの私にはショックな一冊でした。2016/08/21

チック君

38
読了しました。この文庫面白いです。『明治維新』というと近代化に突き進んだ印象がありますが、この明治維新という言葉は昭和になってから出来た模様。「勝てば官軍、負ければ賊軍」というようにいつの時代も歴史は勝った側によって創られ、それを私たちは「歴史」という教育で学びました。この著者は真っ向からこれを否定し、所謂、近代化、明治維新を作ったとされる薩長(薩摩藩、長州藩)を猛烈に批判しています。私も読んでいて驚く箇所が多々ありました。特に戊辰戦争に於ける会津戦争の真実が凄すぎました。歴史って深いです・・・2018/03/24

まろにしも

14
★★★★オーティオブックにて。下層武士階級がコンプレックスをバネに、えげつないことも仕出かして野心的に強引に作りあげた明治国家という側面を認めたとしても、運よく日本が植民地化を免れた点が興味深い。武士道および西郷隆盛という人物像にも興味が湧いた。2018/02/14

よう

13
あまりにも文章が感情的になりすぎている気がし、せっかく良いものを書いているのにもったいないと感じた。内容はためになることも多々あったのでもっと冷静に記述してくれればより没入できたと思う。戊辰戦争の両軍の武器の違い、白虎隊、会津藩のことなど、事実(と思われる)ことが色々記述されていた。実際私が学校で学んだ歴史は勝者が書いた彼らに都合のよいものなんでしょう。当時では大衆も当たり前のように実態を認識していても、時間が経過したあとは勝者による歴史認識が実際を上塗りしていくのですね。2018/06/04

nori

3
I agree that 長州人 are radical and risk factor of Japan even now, as history is NOT suddenly cut like Meiji restoration and surrender to USA. But the most delicate year 1868 and 鳥羽伏見の戦い were not preciously described. Is it only fault of leadership of 慶喜?

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