• ポイントキャンペーン

三重苦楽―脳性まひで、母で妻

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901203432
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

脳性まひのために負った障害。訓練に泣いた幼年期、両親の愛から抜け出そうと必死になった思春期、スポーツに夢中だった青春期、夫との出会い、妊娠、出産、子育て…持てない、話せない、走れない。そんなママが、ここにいる!

目次

第1章 小さな命をつなぎとめて
第2章 うちの子は健常児です!
第3章 血のにじむような訓練生活
第4章 自由への一歩
第5章 何気ない出会いと運命の一言
第6章 夢にまで見た結婚
第7章 試行錯誤の子育て
第8章 息子・享太郎と今日もゆく
第9章 楽しく歩く、みんなと

著者等紹介

大畑楽歩[オオハタラブ]
1978年京都生まれ。生後2週間で食道手術後に心拍停止状態に陥り脳性まひとなる。ドーマン法での訓練を経て改善すると、「奇跡の回復」とマスコミが殺到。両親が『奇跡のラブちゃん』(彩古書房)を出版。只今、結婚して1児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

24
最初の方に出てくるご両親が凄まじいまでの彼女への熱情を感じます。障害者では無いんだ!ただ足が不自由なだけで差別されたくない。そして一番ご両親がそのことを差別していた。この言葉にハッとさせられます。まだ幼いながらそのことを感じていた楽歩さん。苦しく長い訓練が良くも悪くも自分を変えたと言い切る彼女の強さを感じます。脳性まひには軽度から重度までまた様々な障害があることをこの本で知りました。お母様とはまだ葛藤があるようですが、温かい魂の持ち主の旦那様と巡り会えて一生懸命母親業を楽しんでる姿に励まされます。2013/10/31

まこ

1
いつかは読みたいと思った本です。 幼少期は私と同じような事をご両親から言われ、社会性が育たなかったのに、今は一児のママとなってママ友と楽しんでおられるようです。お子さんと一緒に社会性を育ててると書いてあり、一つの方法だなぁって思いました。2012/08/21

yurikoany

0
当事者の私にとっては結構共感できるところも、背景を慮ることもでき、なかなか為になったし、面白かった。しかし、この方は旦那をボイタセラピストに育て上げたのか(笑)素晴らしいなー(笑) つくづく、世の中出会いと縁なんだなと思いました。 最後の、「差別を悪としない」「接して感じ取ってもらうことが障害者の役割」との言葉、とても素晴らしいです。もっと考え方が広まって欲しいな。2024/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2313178
  • ご注意事項