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内容説明
偉人たちが綴った、40の愛のメッセージ。ナポレオン・ボナパルトから最愛の妻、ジョセフィーヌへ、モーツァルトから可愛いコンスタンツェへ、そしてベートーヴェンから、彼の“不滅の恋人”へ。
目次
プリニー・ザ・ヤンガーから妻カルプルニアへ
ヘンリー8世からアン・ブーリンへ
ウィリアム・コングリーヴからアラベラ・ハントへ
リチャード・スティールからメアリー・スカーロックへ
アレクサンダー・ポープからマーサ・ブラウントへ
デイヴィッド・ヒュームからマダム・ド・ブフラーへ
ローレンス・スターンからキャサリン・フォーマンテルへ
ドゥニ・ディドロからソフィ・ヴォランへ
ヘンリー・フレデリック、カンバーランド公からグローグナー夫人へ
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトから、妻コンスタンツェへ〔ほか〕
著者等紹介
田内志文[タウチシモン]
1974年埼玉県生まれ。明星大学日本文化学部卒業。フリーライターとして活動したのちイギリスへ渡り、イースト・アングリア大学院で翻訳を専攻する。スヌーカー(ビリヤードの一種)のプレーヤーとしても活動しており、現在、JSAランキング9位。2008年スヌーカー全日本選手権、ベスト8。2008年スヌーカー・ジャパンオープン、ベスト8。2007年スヌーカー・アジア選手権、日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
22
アツい手紙が多い。空回りも多々ある。2022/02/16
ai
22
側から見ると大袈裟で恥ずかしくってもはや滑稽とも思えるような愛の言葉たち、でも当人だけはとびきりロマンチックに感じられるんだろうな。バルザックがドレスデンで書いたものが好み。ド・ミュッセもせつなくて可愛らしくて好き。2018/05/12
テツ
12
何を成し遂げようが、何を創造しようが、どんな偉大な人間であっても、個人的でちっぽけな恋心の前では人間は腑抜けになる。恋も愛も結局は子孫繁栄のための肉欲に駆り立てられただけの想いなのかもしれないけれど、そこには生命体が抱く、遺伝子を遺したい悲願とは全く異なる熱さの「何故だか理由はわからないがわたしはあなたが特別な存在だと感じる」という理性とも本能ともかけ離れた愚かさが香る。坂口安吾も書いていた。人生には恋の花以外は存在しない。未来において恋文を晒されようが構うな。たくさん恋をしてみっともない己を知るがいい。2022/04/26
bibliophage
5
手紙を書いている時代はなんて素敵なんだろうか。聞いたこともないような甘く情熱的な言葉が書き綴られている。ホーソーンの「ああ、フィービー、本当に君が愛しい。君は僕に必要な、世界でたったひとりの人間です。(中略)君と出会うまで、僕はみんなと過ごすよりもひとりでいるほうが楽だなんて思っていたのですから。今は、君に手の届くところにいるときだけ、本当の自分になれる気がします。」という一節が気に入った2016/08/22
チビクロ太
3
政治家、作曲家、作家、軍人など海外の偉人たちが残したラブレターの一部を纏めた作品。職種は違えど皆、思いのたけを懸命に伝えようと綴っています。2014/11/10