内容説明
国際情勢の激動の本質は見誤るな!いま、進行していることは、東アジアの「冷戦」の終結だ。つまり、中国と北朝鮮の体制の解体・崩壊が着実に進行しているということだ。
目次
第1章 日本経済は着実に成長する
第2章 迷走してもアメリカは強い
第3章 「中国崩壊」も備えあれば憂いなし
第4章 朝鮮半島統一と茨の道
第5章 EU、ロシア、そして中東
終章 二〇一五年、日本の課題
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年、京都府生まれ。大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、1963年から評論活動を始める。以後、その優れた先見力と分析力で、つねに第一線ジャーナリストの地位を保つ。1983年、『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんかれ~
11
長谷川慶太郎氏の本は読みやすいので政治・経済の情報ソースとして活用させてもらってます。ご高齢にも拘らず、常に最先端の情報を収集分析し、リリースし続けるバイタリティに驚嘆です。2014/08/28
T坊主
9
著者の他書で毎回重複する箇所があるが、それでも貴重な裏話や私が知らない事が書かれているので、やはり読みたくなる。1)東アジアで冷戦は終結した?でも中国は積極的戦略的に色々試みているようですが。2)パソコンから端末機器の時代へ、(娘に使っていないスマホもらったので、wifiで自宅で楽しんでいます)。3)ドイツ企業は積極的に中国に参入しているが、中国情報が少ないから。4)汚染の解消は進まない。5)中国の経済危機は世界の常識と、それに反して日本企業の一部はまだ進出しているが。。。大丈夫??2014/12/04
ざちょう
5
実際のデータや情報から世界経済の行き先を予測した本です。 筋道立てて論理を展開されてるので、分かりやすかったです。 今年あった世界の出来事において、関係各国の意図も推測さているので、一年のおさらいにちょうどいいと思いました。2014/12/14
愛理ちゃん88
4
長谷川慶太郎節は健在。最近、高倉健、菅原文太と昭和の大物が逝ってしまったが、まだまだ、活躍してほしい。2014/12/04
happy1972
3
池上氏の本と同じように読んでいて世の中の状況を手っ取り早く知ることができる。スコットランドの独立問題のこともちらっとでてきてたりしてタイムリー。中国の情勢次第で日本の経済は大きく変わると思っているがそれを覆すことが書かれていたりして納得もした。2014/10/04