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Wac bunko
尊敬される国民 品格ある国家

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  • サイズ B40判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898315101
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0234

内容説明

その国の品格が国民の運命を決める。

目次

1章 「国家の品格」が、日本の運命を決める―我々は、いつまで自国の歴史に誇りを抱けないままなのか(国の品格をとりもどす;暗い話ばかりの歴史教育 ほか)
2章 賢者は歴史に学ぶ―「日英同盟」が示唆する「日米同盟」のあり方(大東亜戦争を防げたラスト・チャンスはいつか;日本の孤立を招いた米・英の保護貿易 ほか)
3章 国民を幸せにする指導者の条件―政治家・官僚は、なぜ戦略的思考が出来なくなったか(日露戦争直後に日本の運命は決まった;井上馨が描いた「満州経営プラン」 ほか)
4章 尊敬される国となるために―明治の指導者が教える真の外交とは(「皆の衆」国家アメリカ;戦前も弁論で負けた日本の外交 ほか)

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。1930年、山形県生まれ。上智大学大学院卒業後、ドイツ・ミュンスター大学および英国オクスフォード大学などに留学、Dr.Phil.。現在上智大学名誉教授。専門の英語学において国際的業績を挙げる一方、古今東西の幅広い知識をもとにした文明・歴史批評でも活躍。94年、ミュンスター大学より名誉博士号授与

岡崎久彦[オカザキヒサヒコ]
元駐タイ大使、外交評論家。1930年、大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、外務省入省。ケンブリッジ大学経済学部卒業。防衛庁参事官、駐米公使、外務省情報調査局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使を歴任し、外交問題を軸に歴史や文明などについて鋭い評論を続ける。現在は博報堂特別顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新父帰る

3
著者お二人とも既に鬼籍に入っている。しみじみ残念に思う。両者が同年の生まれであることを初めて知った。本書は対論形式であるが、中身は歴史対談だ。岡崎氏が一貫して日米安保堅持を唱えるのは、厳しい国際政治の中で外交官として歩んで来た教訓だ。一方、渡部氏は、東京裁判史観の是正を強く主張し、正しい歴史観を持つことが尊敬される国民を育て、品格ある国家を築くことが出来ると言う、全うな見解を展開している。対談当時はまだ集団的自衛権の行使が認められていない時期なので、その議論も興味深く読めた。日英同盟の深堀も面白かった。2019/03/03

まるおか

3
お二人の知性にあっぱれ。 日本人が元来持っている性質。目に見えないものに価値を見出すこと。地位、お金、合理性や効率化それらは目に見えるもの。仕事を通しての成長、意義、感情の揺らぎ、目に見えるものではないけど見過ごされがちやけどそういうところに価値を見いだせる・それが日本人。ぶれずにいきたい。2009/06/07

naoto

1
憂国の士(感じ合ってるかな?)ですね。愛国者が増えてほしいです。2009/07/04

SGM

0
近代史について4冊目。対談形式で、注略も多々あり理解しやすかった。やはり、教育システムを改革して歴史観を涵養しないといけない。2014/05/04

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