希望の国

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898153451
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「皆が想像できる単純な物語を更に深めたい」決意した園子温は福島に何度も何度も通う。描くべき人々は、すべてその道中にいた。小野泰彦も、智恵子も、洋一も、いずみも、鈴木健も、めい子も、ミツルも、ヨーコも、犬のペギーも、役所の志村も、加藤も、警官も、自衛官も…。みんな、福島から生まれた。これは、映画『希望の国』をつくる、園子温という映画監督の物語―。

著者等紹介

園子温[ソノシオン]
愛知県出身。1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。PFFスカラシップ作品『自転車吐息』は、ベルリン国際映画祭正式招待のほか、三十を超える映画祭で上映された。以後、衝撃作を続々と誕生させ、各国で多数の賞を受賞。映画以外にも大ヒットドラマ『時効警察』(06・07/EX)の脚本・演出なども手掛けている。近作では『愛のむきだし』で、第五十九回ベルリン国際映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞と第九回東京フィルメックスのアニエスベー・アワードを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

15
てっきり 映画のノベライズと思い、映画のおさらいのつもりで読んでみたら違っていた。メイキングぽいが、この映画を撮るに至った監督の思い、メッセージだ。そこには興行関係なく映画監督としての表現の苦悩が伺い知る事が出来る。園子温監督を知る上で貴重な1冊だと思った。忌野清志郎、手塚治虫と俺の趣味と子音監督の趣味とかぶると嬉しい。2015/08/01

ぐうぐう

12
映画の原作であり、シナリオ本であり、メイキング本でもあり、撮影日誌でもあり、そして震災後の映画監督としての所信表明でもある、園子温『希望の国』。原発事故という圧倒的な事実を前に、園は、悩み、葛藤し、慎重になりながらも、映画でしか表現できないものを追及していく。それは、被災地の感情を撮るということだ。震災を、原発事故を、被災者を、総体として表現するのではなく、そこにあるたくさんのたったひとつを掬い取ろうとする行為、それこそが映画の役目だと園は信じている。「一つでも正確な『一つ』を数えてみろ」と。2012/10/24

gotomegu

10
1ダース文庫。シェアハウスで一緒に住んでる女子が、園子温について熱く語っていて、気になってたタイミングで出会った本。「希望の国」という原発災害を題材にした映画の着想とストーリーが交互に。原発事故から10年を迎えるってのもタイムリーだった。家の庭に立ち入り禁止の境界線のある酪農家。大きな地震のあと、家族がばらばらになっていく話。理不尽。ただただ変わらない日々を送りたいだけなのに。ずっと昨日と今日みたいな日が続くと思っていたのに。2021/02/19

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

9
絶対に絶望しない、という意思表示だと思いました。2013/11/10

kiho

5
震災を経て、何かを伝えなければという思いと、どう伝えればという作り手としての苦悩が滲み出る☆何者もかなわない自然の脅威…しかしその後の道筋を作るのは人…言い続けなければ、伝えていかなければ「忘れ去られる」という事実を受け止めた園監督の思いと行動が胸に迫ってきた。2013/09/08

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