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つなぐ心、つなぐ技。―朝日焼の四百年

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898064467
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0072

内容説明

京都・宇治の地で四百年続く、小堀遠州ゆかりの茶陶、朝日焼を継いだ十五世が生前に残した心あたたまる遺稿集。「何でもない、さりげないもの」をつくる勇気と語るてらいのない言葉は、その自然さゆえに、あたりまえを継承することの厳しさと、不断の精進で未来に向けて挑戦する思いにあふれている。

目次

宇治川と朝日焼
朝日焼の歴史
朝日焼のアイデンティティー
ものづくりの姿勢
意識と無意識の世界
先代からしつけられたこと
代を継ぐということ
家と仕事
茶の湯について
衰える日本の美意識
言葉と文化を守るため
そして「つなぐ」こと

著者等紹介

松林豊斎[マツバヤシホウサイ]
朝日焼十五世。京都伝統陶芸家協会会員(理事)/一般財団法人京都陶磁器協会理事長を務める。昭和25年4月、朝日焼十四世豊斎の長男として生まれる。昭和49年3月、武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。昭和50年まで、京都府立陶工訓練校にて轆轤を学ぶ。昭和51年まで、名古屋工業試験所にて釉薬その他研修。その後は父の許で修業。昭和62年からモースコレクション、フリーア美術館、大英博物館、63年V・A博物館他、米・加・英・仏の古朝日調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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