内容説明
本書は、強迫性障害について読者の方々に基礎的な情報を提供しようというもの。過去３０年間の研究によって、強迫性障害をめぐる様々な事実が解明されて、著者たちは、これらの知見のいくつかについて要約を試みた。
目次
１ 強迫性障害とは何か
２ 強迫性障害と他の疾患との関係
３ 強迫性障害の患者たち
４ 家族、仕事、社会生活への影響
５ 有病率とその要因
６ 様々な理論と説明
７ 治療
８ 判定と評価
９ 実際的なアドバイス
著者等紹介
ド・シルヴァ，パドマル［ドシルヴァ，パドマル］［Ｄｅ Ｓｉｌｖａ，Ｐａｄｍａｌ］
臨床心理士
ラックマン，スタンレー［ラックマン，スタンレー］［Ｒａｃｈｍａｎ，Ｓｔａｎｌｅｙ］
臨床心理士
貝谷久宣［カイヤヒサノブ］
１９６８年名古屋市立大学医学部卒業。１９７２年マックス・プランク精神医学研究所（ミュンヘン）留学。１９９１年岐阜大学医学部神経精神医学教室助教授。自衛隊中央病院神経科部長。１９９３年「なごやメンタルクリニック」開院。１９９７年不安・抑うつ臨床研究会設立代表。現在、医療法人和楽会心療内科・神経科赤坂クリニック理事長。なごやメンタルクリニック理事長。東京大学医学部心身医学講座非常勤講師。所属学会等は、日本神経精神薬理学会評議員、日本生物学的精神医学会、日本神経学会認定医、日本心身医学会認定医、日本臨床遺伝学会、米国精神医学会海外特別会員、国際学術雑誌「ＣＮＳ Ｄｒｕｇｓ」編集委員など
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