Central nervous system today<br> 感情障害、不安障害、睡眠障害、分裂病―基礎から臨床まで

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Central nervous system today
感情障害、不安障害、睡眠障害、分裂病―基礎から臨床まで

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  • サイズ A4変判/ページ数 72p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784898011959
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

内容説明

CNSシンポジウム第3回は1999年11月13、14日に東京で開催された。本書はその講演録である。今回の主題は第1日目は4つの代表的精神障害の「治療への提言」であった。また第2日目は「精神科におけるトピックス」と称して中堅の精神科医に最近の研究を紹介している。

目次

1 感情障害(難治性感情障害の治療におけるECT;難治性うつ病の治療―予防の視点から)
2 不安障害(うつと不安を巡って―理論的背景と薬物療法;身体疾患を抱える患者における不安と抑うつ―がん患者を中心に)
3 分裂病(ドーパミン受容体からみた精神分裂病の病態;ドーパミン受容体以外の神経系受容体に作用する化合物による精神分裂病の治療の試み)
4 睡眠障害(精神疾患に伴う睡眠障害治療―睡眠薬の利点と限界、睡眠薬以外の応用;ベンゾジアゼピン受容体サブタイプ(ω1、ω2、ω3受容体)の機能と薬理)
5 精神科におけるトピックス(Triazolamと成長ホルモン;睡液中free‐MHPG濃度による状態不安の把握―不安を伴う精神科外来初診患者の睡液中MHPG濃度の治療による変化 ほか)

著者等紹介

加藤進昌[カトウノブマサ]
東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授。平成10年より滋賀医科大学から転任。現在も滋賀医科大学分子神経科学研究センターの客員教授は兼任。2000年度から、ストレスやPTSDを対象とした科学技術庁のプロジェクトを担当

樋口輝彦[ヒグチテルヒコ]
国立精神・神経センター国府台病院院長。精神医学、精神薬理学、神経化学、神経内分泌学を専攻。対象疾患は感情障害、不安障害が中心。平成11年3月まで昭和大学藤が丘病院に所属し、うつ病専門外来、抗うつ薬の臨床治験、うつ病の臨床研究に携わった。平成12年4月より現職。今後は国立病院・療養所のネットワークを使って臨床治験や大規模臨床研究を行う予定
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。