内容説明
本書は、賃金に関する解釈についての重要な問題点を網羅し、さらに重要な判例、あるいは特に問題がある点については、学説も紹介して、できるだけ読者が法律上の問題点について十分な知識を得られるようにするとともに、その考え方も理解されるよう意図しています。
目次
第1章 賃金の決め方に関する法律問題(労働基準法上の賃金;賃金の決め方と労働基準法 ほか)
第2章 賃金の支払いに関する法律問題(賃金の支払いと労働基準法;遅刻、早退、スト等の不就業の場合の賃金の支払いについて ほか)
第3章 時間外、休日、深夜の労働に対する割増賃金(割増賃金の意義;割増賃金を支払うべき労働 ほか)
第4章 休業手当と年次有給休暇の賃金(休業手当の意義;民法第536条第2項と労働基準法第26条の関係 ほか)