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その名は町野主水

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784897579535
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

苛烈な戊辰の戦いに死すべき命を生きながらえ最後の会津武士といわれた男町野主水。荒れはてた故郷の再生に尽くした波瀾万丈の生涯を雄渾の筆致で描く傑作歴史長編!

著者等紹介

中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年栃木県生まれ。作家。東北大学文学部卒。在学中に『風船ガムの海』で第34回文學界新人賞佳作入選。1993年、『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞を、1994年、『二つの山河』で第111回(1994年上半期)直木賞を、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を、また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちこう

2
佐川官兵衛の義弟だったこともある町野主水。官兵衛の後任として朱雀士中四番隊長を務める。前半は主水の北越戦線での奮闘が中心に物語は進む。中盤から後半にかけては、主水らによる戦没者の埋葬の物語と、日ロ、日中戦争における息子武馬の活躍や、主水の晩年が描かれる。主水の人生の集大成は「戊辰殉難者五十年祭典」。祭典の最中、雨が強くなり幄屋に下がるように言う市長を一喝する主水は「最後の会津武士」と言われた。歴史上の出来事には「その後」がある。著者は、戊辰戦争のその後における、主水の武士としての生き様を見事に描いている。2021/01/30

さるお

1
ここのところ怠けぐせがついたので、気合いを入れるために会津藩最後の武士と呼ばれている本書を読み込む。 信念を持て!2020/08/15

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