内容説明
いま日本社会は未曾有の転換期を迎えている。しかし、転換期の果てに待っているものが一向に見えない。所属する集団・組織が個人を価値づけた、そんな時代は終わったのだ。必要なことは、ある命題に潜む通念や既定の知識、前提を疑うこと、つまりクリティカル・シンキングである。明確な目的意識と覇気と創意こそが求められる時代を前にして、いまこそ、先行き不透明な時代を生き抜く武器としての教養を身につけよ。
目次
第1部 ビジネスインテリジェンス事始(浅き夢見しIT革命;「広い道」の狭き門;カリフォルニア・ドリーミング;マイラインは誰のもの?;オイラ、「貧乏父さん」でいいや ほか)
第2部 転換期をどう生きのびるか(一九九八年の予言;対談・思想なしにビジネスはできない)
著者等紹介
宮崎哲弥[ミヤザキテツヤ]
1962年福岡県生まれ。慶応義塾大学文学部社会学科卒業。同大学法学部法律学科中退。広告会社研究員を経て評論家。時事論、大衆思想批判、政治思想を主領域とする評論を執筆する一方でシステム・プランナー、ラジオ・パーソナリティとして活躍中。研究開発コンサルティング「アルターブレイン」副代表
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