謎解き中世史

謎解き中世史

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896912555
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0021

内容説明

クジ引きで選ばれた室町将軍、天皇を手玉にとる異端宗教家、東国に派遣された室町幕府のスパイ、そして内乱・暗殺・下剋上・一揆!中世史の常識を次々と塗り替えてきた著者が、日本の大転換期に生起した知られざる事実を読み解く歴史エッセイ集。

目次

1 中世の不思議を読む(籤引きで選ばれた室町将軍;中世の神道界を牛耳った「異端神道」 ほか)
2 女人政治の中世(一族郎党を率いた南北朝時代の「女領主」たち;室町幕府の屋台骨を支えた女の「上様」日野富子 ほか)
3 歴史史料の楽しい読み方(私の古文書「初体験記」;四十年間も続いた公家日記の輪読会「大乗院の会」 ほか)
4 中世の新発見!(室町時代・日本は世界一の武器輸出国だった;元寇の直後、中国に渡った若き禅僧の波瀾のドラマ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

韓信

1
唯一神道の始祖・吉田兼倶の山師っぷり、北九州に多い女地頭や日野富子から赤松めし殿までの室町期の女人政治、室町期の兵庫の港の関税文書の分析をしていた徳仁親王(今上天皇)の卒論(!)から著者自身の歴史学事始めまで、新聞・雑誌に掲載したコラムや対談をまとめた雑文集。光秀の愛宕登山ルートを実際に歩いて、京都市街を一望できる眺望から、愛宕山の歌会で叛意を固めたのではなく、信長を討つことは既定路線で偵察のために登山したものと推測したり、「麟」の花押や建築から見る信長の伝統的な中国趣味について語ったり、面白い話題も散見2020/10/15

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