座談 精神科臨床の考え方―危機を乗り越えるべく

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座談 精神科臨床の考え方―危機を乗り越えるべく

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896008265
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3247

目次

第1章 臨床精神医学の空洞化(心に残った3つのエッセイ;EBMとマニュアル化;症候学の欠如 ほか)
第2章 精神科臨床:回顧と提言(「精神科治療学」創刊の思い;「闘争」の時代;症例をして語らしめよ、患者も自分も ほか)
第3章 臨床精神医学の試金石(「大うつ病性障害」の問題点;思春期・青年期臨床の問題点;精神医学の行方への心配 ほか)
第4章 座談を終えて

著者等紹介

村上靖彦[ムラカミヤスヒコ]
1937年愛知県豊橋市生まれ。62年名古屋大学医学部卒業。63年名古屋大学精神医学教室に入局。64年からほぼ2年間静岡県立養心荘(当時)で精神科卒後研修を受け、以後ほぼ10年単位で名古屋大学精神科(助手→講師)・国立東尾張病院(副院長)・名古屋大学精神科(助教授)と転勤。01年名古屋大学定年後、共和病院(愛知県大府市)副院長

永田俊彦[ナガタトシヒコ]
1937年静岡市生まれ。64年東京医科歯科大学医学部卒業。65年東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室入局。その後、関東労災病院神経科、成増厚生病院、同愛記念病院神経科を経て、79年順天堂大学医学部精神医学教室講師、84年助教授。94年順天堂越谷病院精神科教授。02年退職、同年財団法人順天堂精神医学研究所特別研究員。専門分野は精神病理学、特に統合失調症の研究である

市橋秀夫[イチハシヒデオ]
1968年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室入局。72年都立松沢病院精神科医員(東京都精神医学研究所研究員兼務)。79年都立墨東病院精神科医長。90年福島大学障害児病理教授を経て、95年市橋クリニックを開院。統合失調症等に対して、一貫した臨床実践と臨床研究を続けている

中安信夫[ナカヤスノブオ]
1949年山口県宇部市生まれ。75年東京大学医学部卒業。75年東大病院精神神経科、84年群馬大学精神神経科講師、88年東京都精神医学総合研究所副参事研究員を経て、91年より再び東大病院精神神経科に助教授として勤務。専門分野は精神病理学ならびに臨床精神医学で、ことに初期統合失調症の臨床研究を行っている。日本精神病理・精神療法学会の理事、ならびに雑誌「精神科治療学」の編集委員を務めている
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