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京都とっておきの道を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895958851
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0026

内容説明

京都を「旅人の視点」でただひたすら歩き、美しいと感じたもの、面白いと思ったもの、尊いと見えたものを、思うままに取り上げてみた。

目次

第1章 洛中あたりを歩く(京都のど真ん中で路地めぐり;松原橋を渡りかつての冥界・六道の辻へ;石塀小路から祇園へつづく京情緒;京都一繁華な四条から三条あたりを)
第2章 洛東あたりを歩く(青蓮院の大楠から平安神宮の橋殿へ;観光客も稀な金戒光明寺と真如堂;吉田山を抜けて北白川疎水へ)
第3章 洛西あたりから洛中を歩く(地元の人しか歩いてない千本通からスタート;北野天満宮、上七軒から再び千本通界隈へ;鞍馬口通の比類ない楽しさと西陣の京情緒;名建築をたどった先に安らぎの店へ)
第4章 洛北あたりを歩く(書店の中の至福の時間と武家文化の美;鄙びた里道を歩いて対照的な二つの美へ;華麗なる北山通から緑豊かな京都府立植物園へ;賀茂川の水辺空間と半木の道)
第5章 洛南あたりを歩く(泉湧寺の仏殿の美と絶世の美女;臥雲橋と通天橋が迎える東福寺へ;伏見稲荷大社の千本鳥居パワー;酒造りの町・伏見の魅力に酔う)

著者等紹介

井上明久[イノウエアキヒサ]
1945年、東京生まれ。作家、早稲田大学講師。慶應義塾大学経済学部卒業。河出書房新社入社、後に中央公論社入社。1991年から6年間にわたり「マリ・クレール」編集長を務める。1997年、同社退社後、執筆活動に入る

藪野健[ヤブノケン]
1943年、名古屋市生まれ。画家、日本芸術院会員、二紀会副理事長、府中市美術館館長、早稲田大学栄誉フェロー、名誉教授。早稲田大学大学院文学研究科美術史修了。マドリード、サン・フェルナンド美術学校プロフェソラードで学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

6
洛中、洛東、洛西、洛北、洛南を5章に分けて紹介。第1章の洛中はすぐ近所なので日頃の散歩コースだが、以前は観光客などあまりいないエリアだった。ここ数年京都駅あたりから歩いて来る外人観光客に出会う。とくに多いのが中国人。大型旅行鞄のキャスター音が京の静けさを台無しにしてくれる。今年も春節の中国人襲来を警戒していたら、なんと新型コロナウイルスの影響か、20数年前の古都税騒動による拝観停止以来の静けさ。観光業界には死活問題らしいが、地元住人にとっては静かな日常が味わえて最高。5年前の本なので静かな京都が描かれる。2020/02/11

ぺんぎん

2
観光ガイドには載らないけど観たくなるようなスポットが多数。京都の良さは観光客の集まる所よりも、「ろおじ」の入り組んだ中にこそありそう。2019/03/07

sattin

1
見た目に寄らず、聞いたことのない細い路地を周遊する散歩案内でした。文章の詳しさにびっくり。これは地図にものってないところあるわー。ぜひ持って散歩したい。2019/05/11

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