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産めないから、もらっちゃった!

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895958349
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

内容説明

特別養子縁組で家族になったメイプル家のお話。

目次

第1章 アンに出会うまで(不妊の予感;マシューとの結婚 ほか)
第2章 ようこそ!アン(新生児アンとの出会い;新しい生活のスタート ほか)
第3章 アンの子ども時代(乳幼児のアン;小学生のアン ほか)
第4章 花ざかりのアン(アンの帰省;最後の真実告知―もうひとりの母のこと ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

57
真実告知は大賛成です。 隠す事ではないと思いますし、悪気はなくても配慮のない言葉の毒を吐き出す人もいますから。 特別養子縁組を望む夫婦が沢山いるのに、願いが叶う事が少ない事情がよく解りました。 養子を迎えるという事は、その子の一生の責任を負うという事で、大変な決断で、勇気がいるでしょう。 軽く書かれてはいますが、本当は重い責任と重圧だったでしょう。 うさぎさんもマシューさんも素晴らしいですが、最も素晴らしいのはテレサさんでしょう。 凄いの一言です。2015/08/08

ころりんぱ

53
特別養子縁組をした著者が、娘と出会ってからの子育て話をざっくばらんな感じで書き綴っています。ブログを元にした薄い本なので、不妊にまつわる悩みや、養子を迎えようと決めるまでの流れも、え?っていうくらい簡単です。まぁ、そこは人それぞれ、夫婦それぞれの価値観や感覚が関わるものすごくデリケートな部分だと思うので、むしろ、養子を迎えよう!と決めた人に向けての本なのかなと思います。実子を愛せない親がいる一方で、血のつながりはなくとも、こんな愛情いっぱいの親子がいる。特別養子縁組の良さを知ることができる本でした。2014/08/06

49
若い時は里親という選択肢を思い付きもしなかったけど、今なら経済的余裕さえあれば何人でも赤ちゃん貰いたいくらい。ニュースで虐待死などを聞くと、そんなに要らない子ならどうして欲しがってる人にあげないんだろうと心底思う。もっと養子縁組に対する世間の偏見が無くなって、赤ちゃんを育てる能力の無い人は、誰かに託すことを考えてほしい。その方が赤ちゃんもよっぽど幸せになれるんだから。2019/08/31

みっこ

39
特別養子縁組で親子となった家族の話。いい意味で、ごくごく普通の子育て話でした。養子縁組だからって特別なことはないと気付かされます。もちろんアンちゃんが素直ないい子だったからこそ、うまくいったケースだとは思うけれど…。表には出していない、周りからの偏見で苦しむこともあるだろうけど、言いたい人には言わせておけばいい、といううさぎさんの強さが眩しい。母は強しだなぁ。不妊治療をしていると、最終的に授かれない不安ばかりが膨らんでいくけれど、そこで道は行き止まりではない。別の道だってあるんだってことを教えられました。2015/08/25

anko

13
感動しました。隠さないこと、もらうという表現やいろんなことが共感できる。少子化対策について書かれている方がおりましたが同感です。不妊治療ばかりもてはやされますが、血が繋がっていても虐待して殺す親もいれば、血が繋がっていなくともこれほど絆を作れる親子もあります。不妊治療で身も心もぼろぼろになるよりは親が必要な赤ちゃんを私ならもらうかもしれません。知り合いに二人もらった方がいて、そちらも隠さない方針でした。とても素敵な方でその時初めて養子の悪い印象がなくなったことを思い出します2014/05/27

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