内容説明
静岡双葉中学校という女子校の1年生の理科のレポートを紹介した一冊。
目次
アリ―砂糖が大好きなはずですが
入浴中―お風呂はなんでも実験室
シャボン玉―中に入ることはできるかな
かわいいペット―パブロフのハムスター
食文化―食べるは生活体験の始まり
数―タラコはいくつ?
書く―エンピツ・消しゴム・シャープペン
体重・身長・足のサイズ―食べると増える、寝ると伸びる
蚊もゴキブリも―よーく観察してみよう
うず―右巻き、それとも左巻き〔ほか〕
著者等紹介
清邦彦[セイクニヒコ]
1947年(昭和22年)生れ。静岡双葉学園理科教諭。「小さな大発見」は、1988年に沖縄の西表島で初めてモンシロチョウを発見したこと。「大それたテーマのわりにはたいしたことのない研究」は、富士山麓をはじめとする日本の草原性チョウ類の起源を求めて、シベリアやモンゴルに出かけていること
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感想・レビュー
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依空
39
女子中学生の小さな大発見の第2弾。彼女達の発見は感心するものもあればビックリするもの、吹き出してしまうもの、中には危険だ!と青くなってしまうものまである。でも前回同様生徒達から湧き出る疑問や気付きがたっぷり詰まっていて、その素直な目線で見る世界は今自分が見ているものより面白そうだと思えてくる。「テストでできることと、本当に分かることは違うと思うのです」とあるように、体験を通して理解するということは大きい。このような学びの機会を与えてくれる先生のもとで学べたら、面倒だと思うものの、きっと楽しいだろうな。2015/09/29
sk4
28
理系出身なんで、こんなの大好きなんですw 一つ一つはとても短く、読みやすいです。例えば『Kさんは、イヌは塩水と砂糖水のどっちが好きか実験しましたが、先に飲んだ塩水が相当しょっぱかったらしく、もう一つの皿も塩水かと思ったようで、飲もうとしませんでした』などと、これが大発見かーいとツッコミ入れたくなるような、まるでツイッターのネタクラスタのような語り部に、思わずクスッとなります。 しかし本のシリーズタイトル【女子中学生の小さな大発見】にはオトナのいやらしい商魂が丸見えで、うーむ・・・2013/01/18
MOKIZAN
10
女子中学生の実体験本第2刊。今回はドップラー効果(習ったのいつだっけ?)、ストーブの熱を利用した各実験(災禍無くて良かったです)、ご家族による人体検証実験(後遺症等は無かったのでしょうか)が意義深く感じました。昨今のWEB検索のコピーや、右に倣えの学生及び学者(?)レポートより、遥かに自分で考えていますよ。2015/08/03
ケンチャン
2
「女子中学生の小さな大発見」第二弾。前作同様に子供達の素直な感想が綴られていて、面白かった。この中から理系へ進んだ子が何人出たのだろう?2011/11/09
あやの
2
ムカデの足は50本くらい・・。むむむ。無駄だけどおもしろい知識が増えました。2011/07/20