肺機能検査―呼吸生理から臨床応用まで

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肺機能検査―呼吸生理から臨床応用まで

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  • サイズ B5判/ページ数 302p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784895922609
  • NDC分類 492.13
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 肺機能検査の呼吸生理学的な背景や臨床の意義について分かりやすく解説する最新のテキスト。「どうしてこの検査をするのか?(Why),どのような意味があるのか?(What)」に焦点を絞り,単なるテクニカルマニュアルの枠を超えて明快に提示する。自動化された肺機能検査は,その中身が分からない“ブラックボックス”となりつつある。しかし,検査する側が検査施行の意味を理解することで,患者さんの質問に答えられ,さらには信頼と協力を得られることができるようになる。本書は,このために最適な内容である。肺機能検査に携わる呼吸器内科,麻酔科,循環器科,集中治療の各臨床家,検査技師にとって必読・必携の一冊である。    《目次》 Ⅰ スパイロメトリーとメカニクス(換気力学) 1努力呼気および吸気の検査 2気流抵抗 3肺気量と弾性 4呼吸筋 Ⅱ ガス交換,呼吸調節,運動負荷 5肺でのガス交換 6一酸化炭素の拡散能力(トランスファーファクター) 7呼吸の調節 8息切れの評価 9運動負荷試験 Ⅲ 通常の肺機能検査以外の諸検査 10睡眠時呼吸障害 11小児の呼吸機能 12集中治療室における肺機能検査 13在宅酸素療法と補助換気療法 Ⅳ 通常の肺機能検査の応用 14気道反応と咳反射の評価 15胸部外科手術の術前評価 16肺血管病変 17間質性肺疾患における拡散能力(トランスファーファクター)の解釈 18種々の病態における呼吸機能の例示 19医師への肺機能検査結果の提示

内容説明

肺の換気やガス交換について生理学的な基礎知識をわかりやすく解説。呼吸筋、呼吸調節、運動負荷試験、咳や呼吸困難等の症状、気道過敏性等の呼吸器疾患の診断や評価に欠かせない項目も詳細に取り上げている。そして、小児呼吸機能、睡眠呼吸障害、ICUでの呼吸機能評価等の従来まとまった記載がされていない領域も広く扱い、臨床病態との関連での呼吸機能の評価法も示されている。

目次

1 スパイロメトリーとメカニクス(換気力学)(努力呼気および呼気の検査;気流抵抗 ほか)
2 ガス交換、呼吸調節、運動負荷(肺でのガス交換;一酸化炭素の拡散能力(トランスファーファクター) ほか)
3 通常の肺機能検査以外の諸検査(睡眠時呼吸障害;小児の呼吸機能 ほか)
4 通常の肺機能検査の応用(気道反応と咳反射の評価;胸部外科手術の術前評価 ほか)

著者等紹介

Hughes,J.M.B.[Hughes,J.M.B.]
Division of Respiratory Medicine,Imperial College School of Medicine,Hammersmith Hospital,London W12 0NN

Pride,N.B.[Pride,N.B.]
Division of Respiratory Medicine,Imperial College School of Medicine,Hammersmith Hospital,London W12 0NN

福地義之助[フクチヨシノスケ]
順天堂大学医学部呼吸器内科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。