内容説明
近代医療・医学は本当にひとを癒したか?いま問われる、生活の質(クオリティオブライフ)の改善。本書では、近代西洋医学が果たして生活の質の改善に貢献しているのか、そして現在、その限界に達しているのか、について検討した。
目次
1章 QOLとは何か
2章 妊娠をめぐるQOL
3章 身体障害者のQOL
4章 小児および成人患者のQOL
5章 高齢患者のQOL
6章 癌患者のQOL
7章 精神障害者のQOL
8章 末期患者のQOL
9章 老人性痴呆患者のQOL
10章 急性医療施設利用患者のQOL
11章 長期医療施設およびホスピス(緩和ケア病棟)入所者のQOL
12章 医療におけるQOLの国際比較―とくに日本と米国について