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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
10
小学校のおはなし会で、読みました。たぬきが最後に死んじゃう結末で読んでる子と、違う話の子、聞いてみました。1人だけ手をあげてくれました。2017/01/17
ヒラP@ehon.gohon
8
おばあさんがタヌキに食われてしまうという、残酷なシーンがどうしても引っ掛かるのですが、どうしてうさぎがタヌキを退治しようとしたのか、この絵本でよくわかりました。 おばあさんは帰ってこないけれど、おじいさんが気を持ち直した最後のシーンが印象的です。 おじいさんはうさぎとともに生きていくのでしょうね。 巻末に書かれていた、この絵本と障害者の人たちとの関わりも、田島さんの活動の一端が解って、お話の内容とは別に心に残りました。2017/07/15
こどもふみちゃん
6
たぬきの仕業があまりにもひどい(>_<)。 『かちかちやま』にも色々あるが、これは囲炉裏の鍋の中に狸が食べてしまった後の婆さまの骨が描かれているからなんとも残酷だと顔をしかめてしまいます。でも、私、それって大切なことだとも思うんで す。こういう絵本を親子で読んで、母が「まあ~(>_<)、ひどい狸だねえ。はあ~」 という経験が、将来心を豊かにするんじゃないかなあ♥(^-^)♥そうあってほしいなあ。4・5・6・7・8・9歳向け。子供と一緒に読んで色んな意見を言い合いたい絵本。2011/06/14
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
5
こわいよ!おちびにと思ったけど、どうしよう?と一瞬ためらった。あげるけど(笑)。2019/09/27
のん@絵本童話専門
2
田島征三作。田島さんの絵本は大好きです、しかしこの絵本は田島さんらしさが前面に出てしまい、昔話を壊してしまっており残念でした。一番気になったのはたぬきの描き方です。背中のやけどはぼこぼことただれてグロテスク。辛子味噌を塗るシーンはこちらまで痛くなる感じ。昔話とは残酷に中身を描かないのがセオリー。たぬきの大きさも変えて、もはや怪物のようです。たぬきは怪物ではありません。自分のテリトリーを侵され、自分の生存を脅かされた、一自然の生き物なのです。子どもが出会う一冊目のかちかちやまは別のものが良いと私は思います。2021/03/06