内容説明
いまや世界一を誇るようになった国産二輪車も黎明期には外国車に多くを学んだ。本書は、一九五一年の陸王にはじまりラビット、シルバーピジョンなどのスクーター達、トーハツ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキなどの各メーカーが独自の開発力をもって世界を席巻した黄金期の一九七七年までの人気車を解説している。二四〇点を超える、希少なる復刻カタログや写真、諸元表を含めて微細に紹介し、二輪車メーカーの沿革や日本全国の二輪車展示博物館などについても記載した国産クラシックモーターサイクルのバイブルでもある。
目次
陸王750RO/RQ/RT―1951~1960
ラビットSスクーター―1946~1968
ホンダドリームE―1951~1958
ヤマハ125・YA1―1955~1957
ホンダベンリイJC58―1957~1958
ホンダスーパーカブC100―1958~1966
ヤマハスポーツ250S・YDS1―1959~1962
ホンダドリームスーパースポーツCR71―1959
山口オートペットスポーツSPB―1961~1963
トーハツランペットスポーツCA2―1961~1964〔ほか〕
著者等紹介
小関和夫[オゼキカズオ]
1947年、東京に生まれる。1965年より工業デザイン、機器設計業務と共に自動車専門誌編集部を経て、フリーライターとなり今日に至る。1970年毎日工業デザイン賞受賞。フリーとなった後は二輪、四輪各誌へ執筆。二輪、三輪、四輪の技術および技術史などが得意分野。雑誌創刊にも複数関与する。自動車、サイドカー、二輪車部品用品を設計するOZハウス代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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